特許
J-GLOBAL ID:200903006286764510

オイルポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282255
公開番号(公開出願番号):特開平9-126153
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 リリーフされる余剰の作動油には大きな圧力を作用させないようにすると共に吐出ポートの有効面積を確保して圧力損失を低減させ、ポンプ馬力の低減を図る。【解決手段】 インナーロータの回転数が小さくてメイン吐出ポートからの油圧が小さな時には、制御弁の合流ポートが開放し、メイン吐出ポートからの第1油路の油と、サブ吐出ポートからの第2油路の油とが合流域で合流し、必要油圧が確保される。一方、インナーロータの回転数が増してメイン吐出ポートからの油圧が大きくなると、制御弁の弁体はB2方向へ移動し、合流ポートを閉鎖して合流を阻止し、第2ポートと帰還ポートとを連通させ、第2油路の作動油を帰還ポートを経て帰還油路に帰還させる。メイン及びサブ吐出ポート(の先端部及び後端部)が、仕切部の形状(ロータのプロフィール)に沿った形状に形成され、有効面積を確保する。
請求項(抜粋):
円筒形のロータ室を有するハウジングと、該ロータ室内に回転可能に嵌挿されると共にその内孔の周面に複数の内歯を有するアウターロータと、該アウターロータの内孔内に嵌挿されると共に前記アウターロータの内孔に内接し、駆動源により回転駆動されることにより容積を増減する複数のポンプ室を前記アウターロータとの間に形成する複数の外歯を有するインナーロータと、前記ハウジングに形成され、前記アウターロータ及び前記インナーロータの回転に伴い前記ポンプ室に作動油を吸い込む吸込みポートと、前記ハウジングに形成され、前記アウターロータ及び前記インナーロータの回転に伴い前記ポンプ室から作動油を吐出する第1及び第2吐出ポートとを有し、該第1吐出ポート先端部の前記ハウジングのロータ室への開口形状が前記ポンプ室の最大時における仕切形状に沿うように形成され、前記第1吐出ポート後端部の前記ハウジングのロータ室への開口形状及び第2吐出ポート先端部の前記ハウジングのロータ室への開口形状が、前記ポンプ室が容積最大時から所定量容積が減少した時点での仕切形状に沿うように形成されたオイルポンプと、作動油被送給部に作動油を送給する送給油路と前記オイルポンプの第1吐出ポートとを連通し、該第1吐出ポートからの作動油を前記送給油路に送給する第1油路と、前記送給油路と前記オイルポンプの第2吐出ポートとを連通し、前記第2吐出ポートからの作動油を前記送給油路に送給する第2油路と、該第2油路に連通されると共に前記吸込ポート側に連通する帰還油路と、前記第1油路、前記第2油路及び前記帰還油路に連通されて配置され、前記第1油路の作動油の油圧に応答して作動する弁体を備え、前記第1油路の油圧が所定域よりも小さいときには前記第1油路と前記第2油路とを合流させて両者の作動油を前記送給油路に送給する第1形態と、前記第1油路の油圧が所定域よりも大きいときには前記合流を阻止し、前記第1油路の作動油を前記送給油路に送給すると共に前記第2油路の作動油を前記帰還油路に帰還させる第2形態とに切換可能な制御弁とを具備していることを特徴とするオイルポンプ装置。
IPC (4件):
F04C 2/10 341 ,  F04B 17/05 ,  F04C 15/04 311 ,  F16K 31/122
FI (4件):
F04C 2/10 341 E ,  F04C 15/04 311 B ,  F16K 31/122 ,  F04B 17/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • オイルポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-065608   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 内接歯車ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-079288   出願人:豊興工業株式会社
  • 可変容量オイルポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-024166   出願人:株式会社ユニシアジェックス
審査官引用 (2件)
  • オイルポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-065608   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 可変容量オイルポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-024166   出願人:株式会社ユニシアジェックス

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