特許
J-GLOBAL ID:200903006287164665

冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-247342
公開番号(公開出願番号):特開2002-061979
出願日: 2000年08月17日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 温度滑りを有する非共沸混合冷媒を用いた冷暖房装置において、冷房時に、精度良く過熱度を算出して液圧縮により圧縮機を破損する危険性を回避すると共に、快適な冷房を提供する。【解決手段】 室内側熱交換器7の液側に液配管温度センサー11、ガス側にガス配管温度センサー12を設け、室内側熱交換器7内の圧力損失に相当する温度変化を能力可変型圧縮機1aの運転周波数Fおよび定速型圧縮機1bの運転台数nの関数を用いて決定する温度補正数決定手段17aを備え、ガス配管温度センサーの検知温度と液配管温度センサーの検知温度との差から温度補正数決定手段で求まる温度補正数を引いた値を過熱度として室内側膨張弁を制御することにより、安価な構成で精度良く過熱度を算出し、液圧縮の防止を図るとともに室内機10の能力制御を適切に行う。
請求項(抜粋):
能力可変型圧縮機と複数の定速型圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁から成る室外機と、室内側熱交換器,室内側膨張弁から成る室内機を環状に接続して構成した冷媒回路と、前記室内側熱交換器と前記室内側膨張弁との間の液冷媒温度を検知する液配管温度センサーと、前記室内側熱交換器と前記四方弁との間の前記室内側熱交換器近傍のガス冷媒温度を検知するガス配管温度センサーと、前記室内機の室内側熱交換器内の圧力損失に相当する温度変化を決定する温度補正数決定手段と、前記液配管温度センサーと前記ガス配管温度センサーの検知温度の差から前記温度補正数決定手段で決定した温度補正数を引いた値を過熱度として計算する過熱度計算手段と、前記過熱度計算手段によって計算した過熱度に基づき過熱度が大きくなると開成し過熱度が小さくなると閉成するよう室内側膨張弁を動作させる室内側膨張弁動作手段と、前記能力可変型圧縮機を能力制御するためのインバータ制御手段を設け、冷媒として非共沸混合物を用い、前記温度補正数決定手段が前記能力可変型圧縮機の運転周波数および前記定速型圧縮機の運転台数の関数である冷暖房装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 ,  F25B 1/00 304
FI (3件):
F25B 13/00 N ,  F25B 13/00 A ,  F25B 1/00 304 T
Fターム (5件):
3L092AA05 ,  3L092DA14 ,  3L092EA05 ,  3L092EA06 ,  3L092FA27

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