特許
J-GLOBAL ID:200903006290523102
安全針注射器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313829
公開番号(公開出願番号):特開平6-233820
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 ユーザが針を交換でき且つ軸方向への力を利用して、針を注射器外筒内に引っ込める構造体を備えた、安全な針注射器の提供。【構成】 安全針注射器20は、チャンバ23を形成する内面22と、開放した基端25と、末端27とを有する外筒21を備えている。可動の針キャリア28が外筒21の内面22と流体密の係合状態に配置されている。針カニューレ37が針キャリア28の末端29から外方に突出している。プランジャ組立体が外筒の内面と流体密の係合状態に摺動可能に配置されている。プランジャの末端が針キャリア28に係合して、プランジャの基端に付与される軸方向への力及び回転力が針キャリア28に伝達される。更に、注射器20の通常の使用時には、第一の係止位置にあって針キャリア28が外筒に対して移動するのを阻止するのを助けると共に、第二の非係止位置にある際に、プランジャに付与される力によって針キャリア28をチャンバ23内へと基端方向に移動させるのを許容する制御構造体が設けられている。
請求項(抜粋):
安全針注射器にして、チャンバを形成する内面と、開放した基端と、末端とを有する細長い外筒と、前記外筒の末端にて該外筒の前記内面と流体密の係合状態に配置された可動の針キャリアであって、末端と、基端と、前記チャンバに流体連通する貫通路と、を有する可動の針キャリアと、前記針キャリアの前記末端から外方に突出する針カニューレであって、末端と、前記貫通路に流体連通する貫通内腔と、を有する針カニューレと、前記外筒の前記内面に流体密に係合するように摺動可能に配置されたプランジャ手段であって、末端と、前記外筒の前記開放した端部から外方に伸長する基端と、を有するプランジャ手段と、前記プランジャ手段の前記基端に付与された軸方向への力及び回転力を前記針キャリアに伝達することを許容し得るように、前記プランジャ手段の前記末端が前記針キャリアに係合するのを許容する係合手段と、制御手段であって、前記注射器の通常の使用時、該制御手段が第一の係止位置にある間に、前記針キャリアが前記外筒に対して移動するのを阻止するのを助けると共に、前記制御手段が第二の非係止位置にある間に、前記プランジャ手段に付与される力を介して、前記針キャリアが軸方向に前記チャンバ内に移動するのを許容する制御手段と、を備え、前記制御手段の前記第一の係止位置から前記第二の非係止位置への移動、及び前記カニューレの前記外筒内への引き込みが、前記プランジャの前記末端が前記針キャリアに係合する間に、前記プランジャ手段が前記外筒に対して少なくとも2回、移動することにより行われ、その第一の動作は、前記針キャリアを前記外筒に対して小さい回転角度で回転させる回転動作であり、第二の動作は、その後に、前記カニューレの前記末端が前記外筒の前記末端を越えて伸長しないように前記針キャリアを前記外筒内へと基端方向に十分に深く動かすことである、安全針注射器。
引用特許:
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