特許
J-GLOBAL ID:200903006298332560

腹膜透析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150480
公開番号(公開出願番号):特開平8-164201
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、簡単で信頼性のある方法で腹膜透析流体の導入と排出ができ、その正確な体積の測定ができる腹膜透析装置を提供することを目的とする。【構成】 可動の膜30によって2つの平衡チャンバの二分割部分32および34に分割されている平衡チャンバ26を使って、膜の完全な一往復により平衡チャンバ26の内容積分の腹膜透析流体をカテーテルを通して患者の体内へ入れ、その往復回数により正確に注入量を知ることができ、腹膜透析流体の露出後の排出も同チャンバ26を使い同じように完全に簡単で正確に行い又測定することができる。またこれらの差から限外瀘過分の体積を決定できる。
請求項(抜粋):
バルブ装置(46-52)によって充填または空にする位相に切換えられ得る、2つのチャンバ(32、34)を備えた平衡装置と、導入管路(16、20、22、24)を通して平衡装置に接続される腹膜透析流体ソース(12)と、平衡装置から始まり、腹膜カテーテルに接続されることができるカテーテル管路(42)と、平衡装置から始まっている排出管路(22、24、20、62)と、新しいまたは使用済みの腹膜透析流体を移送するポンプ装置(60、108 、110 )と、バルブ装置(46-52)およびポンプ装置(60、108 、110 )を制御する制御装置とを有する腹膜透析装置(110 、106 )において、腹膜透析装置が可動の液体不浸透性膜(30)によって2つの平衡チャンバの二分割部分(32、34)に分離されている単一の平衡チャンバ(26)を有することと、平衡チャンバの二分割部分(32、34)がバルブ装置(46-52)によって導入動作において腹膜透析流体用のソース(12)にか、または排出動作中には排出管路にかの何れかに交互に、そして他方では、流体接続でカテーテル管路(42)に交互に接続されることと、第1の圧力センサ(56)がカテーテル管路(42)に配置されることと、予め定められた圧力値に達するとセンサの圧力依存性信号によって制御装置(82)がポンプを不活性化することと、平衡チャンバの完全な充填を認定するために設けられている装置の信号により制御装置(82)がバルブ装置を周期的に切換えることとを特徴とする腹膜透析装置。

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