特許
J-GLOBAL ID:200903006298536432
排水の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315017
公開番号(公開出願番号):特開平10-151456
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 硫酸、フッ素及びアルミニウムを低濃度にまで除去すると共に、膜フラックスの安定化を図る。【解決手段】 第1反応槽1でCa(OH)2 を添加してpH=4.0〜6.0とし、第2反応槽2でCa(OH)2 を添加してpH8.0以上とし、第3反応槽3で酸を添加してpH6.0〜8.0とした後、MF又はUF膜分離処理する。【効果】 第1反応槽1でpH4.0〜6.0とすることにより、適当な反応速度で適度な大きさの結晶粒子を析出させ、膜の損傷を防止する。第2反応槽2でpH8.0以上とすることにより、AlF63- 錯体を解離してF及びAlを不溶化する。第3反応槽3でpH6.0〜8.0とすることにより、CaCO3 の析出を防止した上で未反応のスケール成分を効率的に析出させ、膜面でのスケール析出を防止して膜フラックスを安定に維持する。
請求項(抜粋):
硫酸、フッ素及びアルミニウムを含む排水を膜分離処理する方法において、該排水にカルシウム化合物を添加してpH4.0〜6.0に調整する第1の工程、該第1の工程の処理水に更にカルシウム化合物を添加してpH8.0以上に調整する第2の工程、該第2の工程の処理水に酸を添加してpH6.0以上8.0未満に調整する第3の工程、及び該第3の工程の処理水を膜分離装置に供給して膜分離処理し、透過水を処理水として系外へ排出する第4の工程を備えてなる硫酸含有排水の処理方法。
IPC (8件):
C02F 1/44
, B01D 61/16
, C02F 1/58 CDB
, C02F 1/58 CDG
, C02F 1/58 CDK
, C02F 1/66 510
, C02F 1/66 521
, C02F 1/66 540
FI (8件):
C02F 1/44 E
, B01D 61/16
, C02F 1/58 CDB K
, C02F 1/58 CDG M
, C02F 1/58 CDK Q
, C02F 1/66 510 L
, C02F 1/66 521 D
, C02F 1/66 540 D
引用特許:
前のページに戻る