特許
J-GLOBAL ID:200903006298715663

共重合体ラテックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大渕 美千栄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367781
公開番号(公開出願番号):特開平11-189627
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 塗工紙の表面強度が大幅に改良され、かつ耐水性、インク乾燥性、印刷光沢に優れ、しかもべとつき防止性が改善されて塗工操業性に優れ、更に広い印刷速度範囲にわたって上記の優れた印刷適性を有する共重合体ラテックスを提供する。【解決手段】 共重合体ラテックスは、(a)脂肪族共役ジエン系単量体 20〜80重量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体 0.5〜10重量%、および(c)単量体(a)および単量体(b)と共重合可能な他の単量体 10〜79.5重量%からなる単量体を乳化重合して得られる。共重合体のガラス転移温度は-100〜60°Cの範囲に少なくとも1点存在し、転移領域の温度幅は20°C以上であり、かつ共重合体は下記(式1)を満たす。(式1)-0.1≦(logE2-logE1)/(T2-T1)≦-0.01(式1)において、T1は共重合体のガラス状領域と転移領域との境界温度、T2は転移領域とゴム状領域との境界温度、E1およびE2はそれぞれ温度T1、T2での共重合体の弾性率を示す。
請求項(抜粋):
(a)脂肪族共役ジエン系単量体 20〜80重量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体 0.5〜10重量%、および(c)単量体(a)および単量体(b)と共重合可能な他の単量体 10〜79.5重量%からなる単量体を乳化重合して得られる共重合体ラテックスであって、共重合体のガラス転移温度は-100〜60°Cの範囲に少なくとも1点存在し、転移領域の温度幅は20°C以上であり、かつ、共重合体は、下記(式1)を満たすことを特徴とする共重合体ラッテクス。(式1)-0.1≦(logE2-logE1)/(T2-T1)≦-0.01(式1)において、T1は共重合体のガラス状領域と転移領域との境界温度、T2は転移領域とゴム状領域との境界温度、E1およびE2はそれぞれ温度T1およびT2での共重合体の弾性率を示す。
IPC (5件):
C08F236/04 ,  C08F 2/22 ,  D21H 19/56 ,  C08F220:02 ,  C08F222:02
FI (3件):
C08F236/04 ,  C08F 2/22 ,  D21H 1/28 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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