特許
J-GLOBAL ID:200903006301833133

車両用シートの回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-230357
公開番号(公開出願番号):特開2002-036921
出願日: 2000年07月31日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【目的】 小型軽量化、およびコストの低減を可能とするとともに、その回転作業の簡素化をはかる。【構成】 下方への延出のもとでアッパベース12に突設された支軸16をロアベース14の長孔状のガイド孔20に遊挿配置することによって、アッパベースをロック位置と回転位置との間でスライド可能に、ロアベースに対して連結、支持されている。また、このアッパベース12、ロアベース14の対向面間に、摺接プレート30が面接触可能に介在されている。そして、ロック機構が、少なくともスライド、および回転を阻止する規制手段32-1と、少なくとも浮き上がりを阻止する係合手段32-2との組み合わせとしてなり、ロアベース14に対するアッパベース12のロック位置、およびその特定角度でのみ各手段をロック可能、かつ解除機構60によるその解除操作のもとで各手段のロックを一括解除可能に、このロック機構は形成されている。
請求項(抜粋):
シートの固定されるアッパベースと;床面に固定されるロアベースと;を、所定の支軸を介してスライド可能、かつこの支軸を支点として少なくとも回動可能に連結してなる車両用シートの回転装置であり、支軸が、下方への延出のもとでアッパベースに突設され、この支軸の遊挿配置されるロアベースの挿通孔を、車体側壁からの離反方向に延びる長孔状のガイド孔とすることによって、アッパベースが、車体側壁にシートの一部を近接させるロック位置と、車体側壁から所定間隔離反された回転位置との間でスライド可能に、ロアベースに対して連結、支持され、このアッパベース、ロアベースの対向面間に、ロアベースに対するアッパベースの摺動を保障する所定の摺接プレートが、いずれか一方への固着のもとで他方に面接触可能に介在されるとともに、ロック孔へのロックピンの挿入、係合のもとで、アッパベースの、少なくともスライド、および回転を阻止する規制手段と;ストライカに対するラッチの係合のもとで、アッパベースの、少なくとも浮き上がりを阻止する係合手段と;の組み合わせとしてなるロック機構が、ロアベースに対するアッパベースのロック位置、およびその特定角度でのみ各手段をロック可能、かつ所定の解除機構によるその解除操作のもとで各手段のロックを一括解除可能に形成された車両用シートの回転装置。
Fターム (3件):
3B087BA09 ,  3B087BC20 ,  3B087BC22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両用回転シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-358042   出願人:日産自動車株式会社

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