特許
J-GLOBAL ID:200903006320667635

コンクリート中の人工放射性核種の放射能濃度測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138566
公開番号(公開出願番号):特開平5-333155
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】コンクリート中の天然放射能の影響を受けることなく、不均質に分布している人工放射性核種の濃度測定を行う。【構成】γ線エネルギー測定用小型検出器1と、γ線用全計数率計測用大型検出器2とを組み合わせ、コンクリート試料5中の天然放射能の分布がほぼ均一であることから、小型検出器1の天然放射性核種の濃度測定値から大型検出器2の天然放射能に起因する計数率分を計算評価し、引き去ることにより不均質と予想される人工放射能に起因する正味計数率を求め、放射能換算を行う。これにより不均質性に伴う測定誤差が低減し、かつ天然放射能との弁別ができる。
請求項(抜粋):
天然の放射性核種中に含まれる人工放射性核種を測定するコンクリート中の人工放射性核種の放射能濃度測定法において、γ線用全計数率計測用大型検出器とγ線エネルギー測定用小型検出器とを組み合わせ、前記小型検出器の天然放射性核種の濃度測定値から前記大型検出器の天然放射能に起因する計数率分を計算評価し、引き去ることにより不均質と予想される人工放射能に起因する正味計数率を求め、さらにコンクリート試料中の放射能濃度に換算して天然放射能と弁別することを特徴とするコンクリート中の人工放射性核種の放射能濃度測定法。

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