特許
J-GLOBAL ID:200903006329523164

軸方向空隙型コアレス振動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127191
公開番号(公開出願番号):特開平8-308169
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 直径12ミリ以下の超小型偏平コアレス振動モータでも、空心コイルの内径を十分に確保して巻始め端末の処理を容易にならしめ、厚みをさほど犠牲にすることなく所望の振動量を得るようにすると共、内蔵したが偏心ウエイトに工夫を凝らしてロータに確実に固着させることにより耐衝撃性を確保する。【構成】 軸方向空隙型コアレス振動モータにおいて、3個の空心コイル15a,15bおよび15cとこの空心コイルの反マグネット側の片側にタングステン合金からなる未焼結シート材からなる半月型のウエイト16を配して高摺動性樹脂Jで一体成形する。ウエイト16は柔軟な未焼結材のため成形時の圧力でロータの厚み内に一部が埋設されるようになる。ウエイトには、変形容易ならしめるため、切り込み溝16a、16bおよび16cを設けたり、アクリル系粘着材からなる接着層18を有するのが強度上から都合がよい。ウエイトのない側は空心コイル15aを軽くするのがよい。
請求項(抜粋):
ケーシングと、このケーシングの内方において複数個の空心コイルを樹脂で一体化すると共に軸に支承されたロータと、このロータに添設されたコミュテータと、前記ロータに軸方向空隙を介して臨ませたマグネットと、このマグネットを載置すると共にこのマグネットの内方において一対のブラシを配し、前記ケーシングに組み付けてなるブラケットを備えた軸方向空隙型コアレス振動モータにおいて、前記ロータの反マグネット側の片側に柔軟な高密度部材からなるウエイトを配し、ロータを樹脂で一体化するときに成形時の圧力を利用して前記柔軟な高密度部材からなるウエイトの一部がロータの厚み部分に含まれるようにしたことを特徴とする軸方向空隙型コアレス振動モータ。
IPC (2件):
H02K 7/065 ,  H02K 23/58
FI (2件):
H02K 7/065 ,  H02K 23/58 A

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