特許
J-GLOBAL ID:200903006329734068

油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-254165
公開番号(公開出願番号):特開平10-103112
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 油圧ポンプの吸収トルク向上,エンジン負荷の低減,燃費率の向上及び一層の低騒音化を図り、併せて、油圧ポンプとエンジンの小型化を図りつつ、慣性の大きな旋回体からの回転運動エネルギーの回生をも図ることにある。【解決手段】 エンジン(1)で油圧ポンプ(2)を駆動し、油圧ポンプからの圧油で各作業アクチュエータ(3a,3b)を駆動させる。発電機を兼ねる電動機(8)を油圧ポンプに付設し、コントローラ(9)の切換制御により電動機に発電作動とアシスト作動とを行わせる。アキュムレータ(12)から供給される圧油によりモータ作動して旋回体(32)を駆動する旋回ポンプモータ(4)を備え、旋回コントローラ(17)の切換制御により旋回系の制動時にポンプ作動させて回転運動エネルギーを回生する。旋回ポンプモータに発電機を兼ねる第2電動機(16)を付設し、旋回コントローラの切換制御により発電作動とアシスト作動とを行なわせる。
請求項(抜粋):
エンジン(1)と、このエンジン(1)により駆動される油圧ポンプ(2)と、この油圧ポンプ(2)から吐出される圧油により駆動される作動部(3a,3b)とを備えた油圧駆動装置において、上記油圧ポンプ(2)との間でトルク伝達を可逆的に行う第1電動機(8)と、 上記第1電動機(8)との間で電気エネルギの受け渡しを行う蓄電手段(10)と、旋回体(32)を回転駆動する旋回駆動系(400)とを備えており、上記第1電動機(8)は、上記油圧ポンプ(2)からのトルク伝達を受けて発電した電気エネルギーを上記蓄電手段(10)に蓄える発電作動と、その蓄電手段(10)に蓄電された電気エネルギーを受けて駆動されることにより上記油圧ポンプ(2)に対してトルク伝達を行うアシスト作動とに切換可能に構成され、上記旋回駆動系(400)は、圧油を媒体として圧力エネルギを蓄える蓄圧手段(12)と、上記蓄圧手段(12)からの圧油の供給を受けて駆動されるモータ作動と、上記蓄圧手段(12)に圧油を供給して蓄圧させるポンプ作動とに切換可能に構成されたポンプモータ装置(4)とを備えていることを特徴とする油圧駆動装置。
IPC (3件):
F02D 29/04 ,  E02F 9/20 ,  F04B 49/00 331
FI (3件):
F02D 29/04 G ,  E02F 9/20 C ,  F04B 49/00 331

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