特許
J-GLOBAL ID:200903006339728040

弾性表面波フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277862
公開番号(公開出願番号):特開平8-139564
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 弾性表面波フィルタ装置の周波数特性を一層改善する。【構成】 第1及び第2フィルタ段11及び12の送信側変換器13及び15の負電極を、グランド接続された共通のボンディングパッド29に接続するとともに、このボンディングパッド29に対して圧電性基板10を挟んでパッケージ27の対角の位置に位置するボンディングパッド31に、第1及び第2フィルタ段11及び12の受信側変換器14及び16の負電極を共に接続する。このように接続配置することにより、パッケージ27全体の電気的特性のバランスが取れて適切なバランス性能が確保され、帯域外減衰特性を大幅に改善することができる。
請求項(抜粋):
圧電性基板と、この圧電性基板上に形成され、インタディジタル型の送信側変換器及びインタディジタル型の受信側変換器とをそれぞれ有する第1及び第2のフィルタ段と、前記圧電性基板を収納する基板収納空間を有し、ほぼ矩形のパッケージ本体と、導体性材料から成るキャップ部材とを具え、前記パッケージ本体が、弾性表面波の伝播方向の中心軸線と平行な第1の側壁部に形成した信号入力端子と、第1の側壁部と対向する第2の側壁部に形成した信号出力端子と、前記第1の側壁部の両端又はその近傍にそれぞれ形成した第1及び第2のグランド端子と、前記第2の側壁部の両端又はその近傍にそれぞれ形成した第3及び第4のグランド端子と、前記第1及び第2の側壁部の弾性表面波の伝播方向のほぼ中央にそれぞれ形成した第5及び第6のグランド端子と、第1のパッド形成面に形成した信号入力パッド及び第1のグランドパッドと、第2のパッド形成面に形成した信号出力パッド及び第2のグランドパッドと、前記基板収納空間の底面に形成され、一部が第1及び第2の側壁部を経て外周面まで延在する第1の導体層と、前記第1又は第2の側壁部を経て外周面まで延在し、前記信号入力端子、信号出力端子並びに第2及び第3のグランド端子をそれぞれ信号入力パッド、信号出力パッド並びに第1及び第2のグランドパッドに接続する第2の導体層と、前記パッケージ本体の上端面に形成した第3の導体層と、前記第1のフィルタ段の送信側変換器の正電極を前記信号入力パッドに接続し、前記第2のフィルタ段の受信側変換器の正電極を前記信号出力パッドに接続し、前記第1のフィルタ段の送信側変換器の負電極及び第2のフィルタ段の送信側変換器の負電極を前記第2のグランドパッドに接続し、前記第1のフィルタ段の受信側変換器の負電極及び第2のフィルタ段の受信側変換器の負電極を前記第1のグランドパッドに接続し、前記第1のフィルタ段の受信側変換器の正電極に第2のフィルタ段の送信側変換器の正電極とを相互接続し、前記第1及び第3のグランド端子をそれぞれ、第2及び第4のグランド端子に対して弾性表面波の伝播方向の上流側にそれぞれ配置し、前記信号入力端子を前記第1のグランド端子と第5のグランド端子との間に配置し、前記信号出力端子を、前記第4のグランド端子と第6のグランド端子との間に配置し、前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のグランド端子を、前記第1の導体層及び第3の導体層に直接接続したことを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
IPC (2件):
H03H 9/25 ,  H03H 9/64

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