特許

J-GLOBAL ID：200903006340251028

フィルム転写装置

発明者： 本間 信明 ,  冨井 秀三 ,  斉藤 純一
出願人/特許権者： 凸版印刷株式会社
代理人 (1件)： 野田 茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-113813
公開番号（公開出願番号）：特開平8-282197
出願日： 1995年04月14日
公開日（公表日）： 1996年10月29日
要約：

【要約】【目的】 カードの端部にバリが発生することがないフィルム転写装置を提供すること。【構成】 転写装置32は、ヒートローラ14、搬送ローラ16、フィルム案内ローラ18、フィルム剥離ローラ20、カード搬送路12の上方に配設されたフィルム供給ローラ22、フィルム巻き取りローラ24を備える。転写フィルム28は、フィルム供給ローラ22から繰り出され、フィルム案内ローラ18を経て一対のヒートローラ14の間を通り、フィルム剥離ローラ20を経てフィルム巻き取りローラ24に掛装されている。上側の搬送ローラ16は、駆動手段34により回転駆動され、搬送ローラ16と駆動手段34との間にはクラッチ36が介設され、クラッチ36は制御手段38により、カード26の後端がフィルム剥離ローラ20の近傍に至った時に切られる。

請求項（抜粋）：

カード上に転写される転写層を有する転写フィルムと、カード搬送路に前記カードと転写フィルムを挟持する寸法で搬送路の上下に配置された一対のヒートローラと、前記ヒートローラよりもカード搬送路の下流箇所に、前記カードを挟持する寸法で搬送路の上下に配置された一対の搬送ローラと、前記ヒートローラと搬送ローラとの間におけるカード搬送路箇所に配設されたフィルム剥離ローラと、前記一対のヒートローラの間を通り前記フィルム剥離ローラに巻回された転写フィルムを巻き取る巻き取りローラと、前記ヒートローラと搬送ローラと巻き取りローラを、カードを搬送する方向に回転させる回転駆動手段と、を備えたフィルム転写装置において、前記搬送ローラと前記回転駆動手段との間に、搬送ローラと回転駆動手段との間の動力伝達系を接離し、搬送ローラと前記回転駆動手段との間の動力伝達系を切り離した状態で搬送ローラを回転可能にするクラッチを介設し、前記カード搬送路で搬送されるカードの搬送方向下流端が前記フィルム剥離ローラの近傍に位置した時に前記クラッチを切る制御手段を設けた、ことを特徴とするフィルム転写装置。