特許
J-GLOBAL ID:200903006341810012

エチレン重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前島 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223286
公開番号(公開出願番号):特開平6-049287
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 分子量分布が広く、溶融弾性、流動特性、機械的特性等のバランスに優れ、特に流動特性および低温時の機械的特性に優れた、大型の中空成形品などに適するエチレン重合体組成物を提供する。【構成】 超高分子量成分、高分子量成分であって、かつ分子間の短鎖分岐分布がきわめて広い特定のエチレン・α-オレフィン共重合体、および分子間の短鎖分岐分布がきわめて広い特定のエチレン・α-オレフィン共重合体または短鎖分岐の存在しないエチレン単独重合体からなる低分子量成分の3成分を配合する。
請求項(抜粋):
(I)下記 (a)および(b)を満足する超高分子量のエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体1〜50重量%、(a)極限粘度(η1)9〜45dl/g、(b)密度(d1)0.890〜0.935g/cm3、(II)下記(c)〜(f)を満足するエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体5〜94重量%、(c)極限粘度(η2)0.3〜3.0dl/g、(d)密度(d2)0.890〜0.980g/cm3、(e)連続昇温溶出分別法による溶出温度-溶出量曲線において、 溶出温度90°C以上の曲線下の面積Iaに対する溶出温度25〜90°Cの該面積Ibの比S(Ib/Ia)が次式から計算されるS1以下、S1=20η2-1exp[-50(d2-0.900)](f)25°Cオルソジクロロベンゼン可溶分 W重量%が次式から計算されるW1以下、W1=100η2-0.5exp[-50η20.5(d2-0.900)]、ならびに(III)下記 (g)〜(j)を満足するエチレンと炭素数3〜18のα-オレフィンとの共重合体5〜94重量%、(g)極限粘度(η3)1.2dl/g以上、9.0dl/g未満、(h)密度(d3)0.890〜0.940g/cm3、(i)連続昇温溶出分別法による溶出温度-溶出量曲線において、 溶出温度90°C以上の曲線下の面積Iaに対する溶出温度25〜90°Cの該面積Ibの比S(Ib/Ia)が次式から計算されるS2以下、S2=20η3-1exp[-50(d3-0.900)](j)25°Cオルソジクロロベンゼン可溶分 W重量%が次式から計算されるW2以上、W2=20exp(-η3)からなり、かつ前記成分(I)(II)および(III)の合計は100重量%であり各成分(I)〜(III)の極限粘度がそれぞれ互いに異なる混合物であって、該混合物の極限粘度が1.0〜6.0dl/g、 密度が0.890〜0.970g/cm3および次式数1から計算されるN-値が1.7〜3.0であるエチレン重合体組成物。【数1】
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平4-014686
  • 特公平3-068890
審査官引用 (6件)
  • 特公平4-014686
  • 特公平4-014686
  • 特公平3-068890
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