特許
J-GLOBAL ID:200903006347981188

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092908
公開番号(公開出願番号):特開平11-289690
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 電源装置の内部の損失を低減する。【解決手段】 電源電圧S41,S51 は抵抗43a,43c 及び抵抗53a,53c でそれぞれ分圧され、制御電圧S43,S53 が生成される。制御電圧S43,S53 は、同一値になる。電源部41,51 が正常なとき、制御電圧S43,S53 よりも電源電圧S41,S51 の方が高く、コンパレータ44a,54a からの制御信号S44,S54 が“H”になるので、NMOS42,52 がオン状態になり、電源部41,51 からNMOS42,52 をそれぞれ介して負荷RLヘ電源電流が供給される。これに対し、例えば、電源部41が故障して電源電圧S41が低下すると、電源電圧S41 は制御電圧S53 よりも低くなるので、制御信号S44が“L”になり、NMOS42がオフ状態になる。そのため、電源回路50の電源電圧には影響がなく、電源回路50から負荷RLヘ電源電流が供給される。電源部51が故障した場合も、同様の動作が行われる。
請求項(抜粋):
同一の電源電圧V1をそれぞれ発生する複数の電源回路と、前記各電源回路の出力側に共通に接続され、該各電源回路から発生する電源電圧V1を負荷に供給する出力端子とを備え、前記各電源回路は、前記電源電圧V1を発生する電源部と、前記電源電圧V1が正常値のときに該電源電圧V1を所定の比で分圧して制御電圧V2a を生成して出力し、該電源電圧V1が該正常値よりも低下したときに制御電圧V2b を取込んで出力する制御電圧生成部と、前記電源電圧V1が正常値のときに該電源電圧V1の絶対値|V1|と前記制御電圧生成部から出力された前記制御電圧V2a の絶対値|V2a| とを比較し、該電源電圧V1が該正常値よりも低下したときに該電源電圧V1の絶対値|V1|と他の電源回路の制御電圧生成部から出力された前記制御電圧V2b の絶対値|V2b| とを比較し、|V1|≧|V2a| のときにアクティブモードの制御信号を生成し、|V1|<|V2b| のときにノンアクティブモードの制御信号を生成する制御信号発生部と、前記制御信号がアクティブモードのときにオン状態になって前記電源部から前記電源電圧V1を低入力インピーダンスで入力して高出力インピーダンスで前記出力端子へ送出し、該制御信号がノンアクティブモードのときにオフ状態になって該電源部と該出力端子との間を遮断するスイッチ手段とを、それぞれ備えたことを特徴とする電源装置。
IPC (6件):
H02J 9/06 502 ,  G05F 1/00 ,  G05F 1/56 320 ,  H02H 3/24 ,  H02J 1/10 ,  H02M 3/00
FI (6件):
H02J 9/06 502 F ,  G05F 1/00 F ,  G05F 1/56 320 Z ,  H02H 3/24 A ,  H02J 1/10 ,  H02M 3/00 W

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