特許
J-GLOBAL ID:200903006352904760

踏切制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128601
公開番号(公開出願番号):特開平8-318856
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 後続車両に対して適切な踏切警報時間を確保し、踏切開扉時間を大きくし得る踏切制御装置を提供する。【構成】 制御回路4は、先行車両71が警報終止点P2を通過したことを示す第2の検知信号S1が入力された場合に、先行車両71の警報終止点P2を通過する時の通過速度信号S3及び警報終止点P2から進路前方の閉塞境界までの距離L2から先行車両71が閉塞境界を通過するまでの通過予測時間Taを求め、その通過予測時間Taと後続車両72が踏切閉塞区間3Tの進路後方の閉塞区間から踏切5に到達するまでの最小到達予測時間Tbとの加算時間が後続車両72に対する最小踏切警報時間Tsよりも長い場合は、その差の時間だけは踏切警報信号S4を停止する。
請求項(抜粋):
踏切警報区間と、第1の車両検知器と、第2の車両検知器と、速度検知器と、制御回路とを含む踏切制御装置であって、前記踏切警報区間は、複数の閉塞区間と、警報開始点と、警報終止点とを含み、進路前方に位置する前記閉塞区間が踏切を含む踏切閉塞区間となり、前記警報開始点が前記踏切閉塞区間の進路後方に位置する前記閉塞区間の一つに設けられ、前記警報終止点が前記踏切閉塞区間内において前記踏切の進路前方に設けられており、前記第1の車両検知器は、前記警報開始点付近に設けられ、前記警報開始点を通過する車両を検知し、第1の検知信号を出力するものであり、前記第2の車両検知器は、前記警報終止点付近に設けられ、前記警報終止点を通過する前記車両を検知し、第2の検知信号を出力するものであり、前記速度検知器は、前記警報終止点付近に設けられ、前記車両が前記警報終止点を通過する時の速度を検出し、通過速度信号を出力するものであり、前記制御回路は、前記警報終止点から進路前方の閉塞境界までの距離と、後続車両に対して与えられるべき最小踏切警報時間と、前記後続車両が前記踏切閉塞区間の進路後方の閉塞区間から前記踏切に到達するまでの最小踏切到達予測時間とを記憶し、先行車両に対する前記第1の検知信号が入力された場合に、踏切警報信号を出力し、前記先行車両に対する前記第2の検知信号が入力された場合に、前記通過速度信号及び前記距離から前記先行車両が前記閉塞境界を通過するまでの通過予測時間を求め、前記通過予測時間と前記最小踏切到達予測時間との加算時間が前記最小踏切警報時間よりも長い場合は、その差の時間だけは前記踏切警報信号を停止する踏切制御装置。

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