特許
J-GLOBAL ID:200903006360429893

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194724
公開番号(公開出願番号):特開平7-049025
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 2次空気導入装置の異常の有無を正確に診断する。【構成】 自己診断域において、空燃比フィードバック補正係数αの平均値を求めて2次空気停止時の補正係数α1として記憶する(S1,S2)。その後、2次空気の導入を開始させると共に所定時間経過後に再び空燃比フィードバック補正係数αの平均値を求めて2次空気導入時の補正係数α2として記憶する(S3〜S5)。そして、2次空気停止時の補正係数α1と2次空気導入時の補正係数α2とから2次空気の導入による空燃比のリーン側へのシフト量Hを算出する(S9)。また、機関の吸入空気量Qaと当初設定の2次空気量Qpとから排気希釈率Ksを算出する(S6)。そして、空燃比シフト量Hと排気希釈率Ksとの関係から2次空気導入装置の異常を判定する(S10〜S12)。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に触媒を備え、更に、触媒の上流の排気通路に開口する2次空気導入通路と2次空気の導入を制御する制御手段とからなる2次空気導入装置を備えた内燃機関の排気浄化装置において、触媒と2次空気導入通路の開口部との間の排気通路に設けられ、設置箇所の酸素濃度を検出するO2 センサと、機関の吸入空気量と回転数とから燃料の基本噴射量を算出すると共に、O2 センサの出力を用いて基本噴射量に対する補正係数を算出し、基本噴射量に補正係数を乗じて燃料噴射量を求め、機関の空燃比を理論空燃比にフィードバック制御する空燃比制御手段と、2次空気の導入停止時であって機関が所定運転状態のときに、所定期間の補正係数の平均値を求めて2次空気停止時の補正係数として取込む2次空気停止時補正係数取込み手段と、2次空気停止時の補正係数の取込み後に、2次空気の導入を開始させると共に所定時間経過後に再び所定期間の補正係数の平均値を求めて2次空気導入時の補正係数として取込む2次空気導入時補正係数取込み手段と、2次空気停止時の補正係数と2次空気導入時の補正係数とから2次空気の導入による空燃比のリーン側へのシフト量を算出する空燃比シフト量算出手段と、機関の吸入空気量と当初設定の2次空気量とから排気が2次空気によって希釈される排気希釈率を算出する排気希釈率算出手段と、空燃比シフト量と排気希釈率との関係から2次空気導入装置の異常を判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (9件):
F01N 3/22 311 ,  F01N 3/22 ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/32 301 ,  F01N 3/34 ZAB ,  F01N 9/00 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00

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