特許
J-GLOBAL ID:200903006369646129

内部冷却回路を有するタービン静翼セグメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355154
公開番号(公開出願番号):特開2001-271604
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 鋳造の費用と複雑さを低減しつつ、さらにインサートの数を減らした一段と頑丈な冷却設計をしたタービン静翼セグメントの提供。【解決手段】 静翼は冷却媒体を流すための空洞34,36,38,40,42を有する。冷却媒体は外壁の外室に入り、インピンジメント板60を通って、高温ガス経路を部分的に画成する外側バンド壁をインピンジメント冷却し、第1、第2及び第4空洞の開口64,66,68を通って半径方向内側に流れて静翼を冷却する。使用済冷却媒体は内壁の内室に流入し、インピンジメント板84を半径方向外側に流れて内壁を冷却する。この使用済冷却媒体は第3空洞38通って外壁からタービン静翼セグメントを出る。第1、第2及び第3空洞内に、静翼壁のインピンジメント冷却用のインピンジメント開口を有するインサート70,72,74が設けられる。第5空洞42は後縁の空気冷却をもたらす。
請求項(抜粋):
タービンを貫通するガス経路(16)を部分的に画成する内壁(28)と外壁(20)とをそれぞれ有する互いに隔設された内側バンド(14)と外側バンド(12)と、内側バンドと外側バンドの間のガス経路内に延在しかつ前縁(44)と後縁(46)を有する静翼(18)にして、冷却媒体を流すために前縁と後縁の間で該静翼の長手方向に延在する複数の別個の空洞(34,36,38,40,42)を含む静翼(18)と、外壁の隔室内に冷却媒体を流入させるための当該セグメント用冷却媒体入口(65)とを備えてなるタービン静翼セグメントであって、上記空洞が前縁から後縁に向かって順次第1、第2、第3、第4及び第5空洞(34,36,38,40,42)を含んでいて、上記静翼が、冷却媒体を隔室から第1、第2及び第4空洞へと流入させ第1、第2及び第4空洞に沿って略半径方向内側に流すため隔室と第1、第2及び第4空洞とを連通する複数の開口(64,66,68)を有しており、上記静翼が冷却媒体を第1、第2及び第4空洞から内側バンドの隔室内に流すため内壁の隔室と第1、第2及び第4空洞とを連通する複数の開口(80)を有しており、かつ静翼が冷却媒体を第3空洞内で略半径方向外側に流して当該静翼セグメントの外に流すため内側バンドの隔室と第3空洞とを連通する開口(77)を有している、タービン静翼セグメント。
Fターム (3件):
3G002GA08 ,  3G002GB00 ,  3G002GB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (9件)
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