特許
J-GLOBAL ID:200903006381456742

トラッキングエラー信号生成回路及び位相差検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358942
公開番号(公開出願番号):特開平10-198995
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 線速度が変化する場合にあっても、位相差法により正確なトラッキングエラー信号生成することができるトラッキングエラー信号生成回路及びこれに用いる位相差検出回路を提供する。【解決手段】 光ピックアップの出力信号中トラックの進行方向前方の信号と後方の信号の位相差、あるいはこれらのそれぞれの信号の演算信号同士の位相差を位相比較器18Bにより検出し、この位相差により光ピックアップの出力信号を遅延させる遅延手段12A、12B、12C、12Dの遅延時間を変化させるようにしている。
請求項(抜粋):
光記録媒体のトラックに光ピックアップからの光ビームを集光して光スポットを照射し、その反射光又は透過光を検出してトラッキングサーボ制御を行う光ディスク装置に用いるトラッキングエラー信号生成回路であって、前記光ピックアップの分割されたセンサ部分からの複数の出力信号をそれぞれ遅延させる複数の遅延手段と、前記光ピックアップの分割されたセンサ部分中、トラック中心をまたぐ位置のセンサ部分の出力信号を前記複数の遅延手段にてそれぞれ遅延させた信号又はその演算信号をそれぞれ2値化する第1及び第2の比較手段と、前記第1及び第2の比較手段の出力信号同士の位相を比較する第1位相比較手段と、前記第1位相比較手段の出力信号に応答してトラッキングエラー信号を生成する手段と、前記複数の遅延手段にてそれぞれ遅延させた前記光ピックアップの複数の出力信号中トラックの進行方向前方のものと後方のもの又はそれらの演算信号をそれぞれ2値化する第3及び第4の比較手段と、前記第3及び第4の比較手段の出力信号同士の位相を比較する第2位相比較手段と、前記第2位相比較手段の出力信号に応答して前記遅延手段の遅延時間を設定する遅延時間設定手段とを、有するトラッキングエラー信号生成回路。

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