特許
J-GLOBAL ID:200903006384965915
燃料電池システム内の燃料プロセッサを効率的に加熱するための制御装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-047005
公開番号(公開出願番号):特開2001-243968
出願日: 2001年02月22日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 燃焼器が、効率的且つ正確な態様で燃料プロセッサの温度をその要求された温度に維持する。【解決手段】 燃料プロセッサの所望温度80と実際の温度82との温度誤差86を決定することにより燃料電池システム内の燃料プロセッサにより生成される熱の量を効率的に制御するための制御装置及び方法が提供される。温度誤差は、温度誤差のタイプに応じて、燃焼器の燃料インジェクタコマンド信号96又はヒートダンプバルブ位置コマンド信号98に転換される。論理制御(100、102)は、燃焼器燃料インジェクタコマンド信号及びヒートダンプバルブ位置コマンド信号に応答し、ヒートダンプバルブが開放されている場合、燃焼器燃料インジェクタコマンド信号が生成されることを防止し、燃焼器燃料インジェクタが開放されている場合、ヒートダンプバルブ位置コマンド信号が生成されることを防止する。
請求項(抜粋):
燃料電池スタックに供給するための改質物を生成する燃料プロセッサと、可変の燃料インジェクタ及び該燃料電池スタックからの余剰燃料のいずれか一つから供給された燃料を燃焼して該燃料プロセッサ用の熱を生成する燃焼器と、該燃焼器からの余剰熱を逸らせるため該燃焼器に連結されたヒートダンプバルブと、を有する燃料電池システムにおいて前記燃料プロセッサを加熱する制御方法であって、前記燃料プロセッサの実際の作動温度、及び、与えられた燃料電池スタックの負荷における前記燃料プロセッサの所望の作動温度の温度差を決定し、前記燃料プロセッサの実際の温度が、前記燃料プロセッサの所望の温度より低い場合、前記決定された温度差に基づいて、該燃料プロセッサにより必要とされる熱量を予測し、前記ヒートダンプバルブが閉じられた場合のみ、必要とされる熱量を生成するため前記燃焼器に燃料を供給するように前記燃料インジェクタへのコマンドを生成し、前記燃料プロセッサの実際の温度が該燃料プロセッサの所望の温度より高い場合、該燃料プロセッサの実際の温度を前記所望温度に低下させるため該燃料プロセッサへの入力前に前記燃焼器から逸らさなければならない熱量を決定し、前記決定された熱量を逸らせるため前記ヒートダンプバルブのオリフィスの位置を決定し、前記燃料インジェクタが閉じられた場合にのみ所望の熱量を逸らせるため前記ヒートダンプバルブのオリフィスへのコマンドを生成する、各工程を含む前記方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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特開平2-197058
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燃料改質器の運転方法及び燃料電池発電システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-151145
出願人:富士電機株式会社
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特開平3-167759
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特開平2-027669
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特開平1-253167
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特開昭58-166675
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特開昭62-278767
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燃料改質装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-312070
出願人:日産自動車株式会社
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