特許
J-GLOBAL ID:200903006390957584

原子炉燃料再処理廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055906
公開番号(公開出願番号):特開平9-243796
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 原子炉燃料再処理廃液からアメリシウム及びキュリウムを分離するに際し、分離操作時間を短縮し、廃液量の発生を低減する。【解決手段】 本発明の廃液処理方法では、ランタニド及びアメリシウムを含む原子炉燃料再処理廃液の模擬ラフィネートのpHを先ず2〜3に調整し、次に0.3Mのジ-2-エチルヘキシル リン酸及び0.2Mのリン酸トリブチル並びに希釈剤としてのn-ドデカンからなる混合溶媒を抽出剤としてこれに前述の調整済み模擬ラフィネートを室温条件下で5分間接触させ、ランタニド及びアメリシウムを抽出剤に抽出し、しかる後、1Mのグリコール酸と苛性ソウダでpHを〜3に調整した0.01Mのジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウムとの溶液を逆抽出剤としてこれとアメリシウム等を含む前記抽出剤とを液温40〜60°Cで1分間接触させ、アメリシウムとを逆抽出し、ランタニドから分離する。
請求項(抜粋):
ランタニド、アメリシウム及びキュリウムを含む原子炉燃料再処理廃液のpHを先ず2〜3に調整し、次に0.3Mのジ-2-エチルヘキシル リン酸及び0.2Mのリン酸トリブチル並びに希釈剤としてのn-ドデカンからなる混合溶媒を抽出剤としてこれに前述の調整済み廃液を室温条件下で、5分間接触させ、ランタニド、アメリシウム及びキュリウムを抽出剤に抽出し、しかる後、1Mのグリコール酸と苛性ソウダでpHを〜3に調整した0.01Mのジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウムとの溶液を逆抽出剤としてこれとアメリシウム等を含む前記抽出剤とを液温40〜60°Cで1分間接触させ、アメリシウムとキュリウムとを逆抽出し、ランタニドから分離することを特徴とする原子炉燃料再処理廃液の処理方法。
IPC (3件):
G21F 9/06 ,  G21F 9/06 ZAB ,  G21F 9/06 581
FI (3件):
G21F 9/06 G ,  G21F 9/06 ZAB ,  G21F 9/06 581 H

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