特許
J-GLOBAL ID:200903006393644021

圧力容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139189
公開番号(公開出願番号):特開平6-331032
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 FRP製の圧力容器の提供。【構成】 金属製のライナー材1の外側に、樹脂被覆を施した強化材17a,15a,14aを巻き付けて、繊維強化プラスチック製の被覆層17,15,14を形成した圧力容器において、前記被覆層17,15,14を、強化材17a,15a,14aの種類を異ならせて2層以上に形成し、外径側の被覆層15(14)を内径側の被覆層17(15)よりも引張弾性率を大きく設定し、圧力容器に所定の内圧Pが作用した際、各被覆層17,15,14の内径部に作用する周方向の引張応力σtの大きさをほぼ合致させる。【効果】 周方向の引張応力の勾配がほぼ平坦になり、一様分布応力化する。その結果、FRP製の各被覆層の強度が有効活用されることとなり、高耐圧力が得られると共に、単位重量当たりの耐圧力が向上するので、安価かつ軽量化が確保される。
請求項(抜粋):
金属製のライナー材の外側に、樹脂被覆を施した強化材を巻き付けて、繊維強化プラスチック製の被覆層を形成した圧力容器において、前記被覆層を、強化材の種類を異ならせて2層以上に形成し、外径側の被覆層を内径側の被覆層よりも引張弾性率を大きく設定し、所定の内圧が作用した際、各被覆層の内径部に作用する周方向の引張応力の大きさをほぼ合致させることを特徴とする圧力容器。

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