特許
J-GLOBAL ID:200903006401193603

非接触通信システム及びそれに使用する質問器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330049
公開番号(公開出願番号):特開平10-171939
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】信号重畳方式/信号分離方式質問器及び非接触通信システムを提供する。【解決手段】電源を持たず受信電波を電力に変換して使用する応答器に電波変調信号を送り、応答器に信号内容を理解させ、その応答器の同調回路のインピーダンス変化による返信信号を検出する質問器である。この質問器はキャリア用の基準周波数fH、fL、変調部25、29、出力部41、42、アンテナ部27a、27b、30a、30b、制御部50を有している。制御部50は基準周波数、変調部、出力部を制御し、質問データをアンテナ部27a、30aを通して非接触の応答器に伝達させる機能と、アンテナ部27b、30bに接続された信号検出部26、35より得られた応答器からの返答データを処理する機能と、前記応答器の動作方式を識別する機能と、識別した動作方式に質問器を設定する機能を有している。
請求項(抜粋):
電源を持たず受信電波を電力に変換して電源として使用する応答器に電波変調信号を送り、応答器に信号内容を理解させ、その応答器の同調回路のインピーダンス変化による返信信号を検出する質問器において、第1のキャリア周波数を送信データで変調するための第1の変調部と、前記第1の変調部で変調された信号を送信するための第1の送信出力部と、第1の送信出力部からの信号を電波として送出するための第1の送信アンテナ部と、第1の送信アンテナ部の送信出力のキャリア周波数に対応する応答器によるデータ変調を受けたことを検出する第1の受信アンテナ部と、第1の受信アンテナ部で受信された信号を復調できる第1の復調部と、第1のキャリア周波数の1/N(Nは正の整数)の第2の周波数を送信データで変調するための第2の変調部と、前記第2の変調部で変調された信号を送信するための第2の送信出力部と、第2の送信出力部からの信号を電波として送出するための第2の送信アンテナ部と、第2の送信アンテナ部の送信出力のキャリア周波数に対応する応答器によるデータ変調を受けたことを検出する第2の受信アンテナ部と、第2の受信アンテナ部で受信された信号を復調できる第2の復調部と、を備え、第2のキャリア周波数または第2の復調部より第2のキャリア周波数に対応した応答器が応答していることが検出されたとき、その検出結果により第1の変調部の変調を停止させる機能を有することを特徴とする質問器。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • データ記憶媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-309192   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭63-246039

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