特許
J-GLOBAL ID:200903006409531176

カテーテル及びその操作機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238974
公開番号(公開出願番号):特開平7-067966
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 ハウジング5、15の間に内歯車3が回転可能に位置し、ハウジング5、15はねじ付きの管9、9によって互いに固定される。内歯車3にはピニオン2、12が噛合し、ピニオン2、12に設けられた雌ねじにスライダ1、11の雄ねじが螺合する。スライダ1、11は、その貫通孔1b、11bに管9、9が挿通し、管9、9に案内されて移動可能になっている。内歯車3を回動すると、これと同方向にピニオン2、12が回動する。ピニオン2とスライダ1との螺合は右ねじによっていて、ピニオン12とスライダ11との螺合は左ねじによっている。【効果】 内歯車3の回動方向により、カテーテル先端部は互いに異なる2方向への屈曲のいずれかを選択でき、カテーテルの生体器官への挿入が容易になされる。また、カテーテル本体先端部の屈曲の調整もねじの螺合によって容易であり、この屈曲の保持も確実である。
請求項(抜粋):
カテーテル本体と、このカテーテル本体の先端部を屈曲するための操作機構とを有し、この操作機構が、操作部材と、この操作部材の操作に連動して互いに逆方向に移動する第一及び第二の移動部材と、前記操作部材と前記各移動部材との間に設けられ、これら移動部材の移動を調整するための調整手段と、前記第一及び第二の移動部材と前記カテーテル本体の前記先端部とを夫々連結する第一及び第二の連結手段と、を有し、前記第一の移動部材の移動により前記第一の連結手段を介して前記カテーテル本体の前記先端部を引っ張って第一の方向に屈曲させることと、前記第二の移動部材の移動により前記第二の連結手段を介して前記カテーテル本体の前記先端部を引っ張って前記第一の方向とは異なる第二の方向に屈曲させることとのいずれも行えるように構成されているカテーテル。

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