特許
J-GLOBAL ID:200903006425852799

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312674
公開番号(公開出願番号):特開平9-150607
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 重荷重用空気入りタイヤの細溝の底の亀裂の発生を有効に抑止する。【解決手段】 ベルト3とトレッドゴムを配置し、周方向に延びる複数の主溝を有し、かつ側面部にて該側面上に開口する実質周方向に延びる細溝10が前記ベルトより軸方向外側に配置されるとともに、トレッドの有効な接地端から前記側面の外輪郭に沿って半径方向内側に向けて主溝の溝深さの25%〜150%の範囲で離隔した位置に、5%〜75%の溝幅をもって開口し、「く」の字状の断面形状を有するとともに、溝底が前記接地端から軸方向内側にトレッドの接地幅の0.5%〜10%の位置、かつ前記接地端から半径方向内側に主溝の溝深さの20%〜180%の位置にあるタイヤにおいて、トレッドゴムは弾性率の異なる上下2層のゴム8・9を積層してなり、細溝10の溝底に、踏面側に位置するゴム層が、厚さ1.0mm以上存在している。
請求項(抜粋):
左右のビード間に跨がるカーカスのクラウン部にベルトとトレッドゴムを配置し、トレッドに周方向に延びる複数の主溝を有し、かつ該トレッドの側面部にて該側面上に開口する実質周方向に延びる細溝を有し、前記細溝が前記ベルトより軸方向外側に配置されるとともに、該細溝が、該トレッドの有効な接地端から前記側面の外輪郭に沿って半径方向内側に向けて主溝の溝深さの25%〜150%の範囲で離隔した位置に、主溝の溝幅の5%〜75%の溝幅をもって開口し、該開口から屈曲部へと略軸方向内側へ延びる部分と該屈曲部から溝底へと略半径方向内側へ延びる部分とからなる「く」の字状の断面形状を有するとともに、該溝底が前記接地端から軸方向内側にトレッドの接地幅の0.5%〜10%の位置、かつ前記接地端から半径方向内側に主溝の溝深さの20%〜180%の位置にある重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、(1)該トレッドゴムは弾性率の異なる上下2層のゴムを積層してなり、(2)前記「く」の字状の断面形状を有する細溝の溝底に、該上下2層のゴム層の内のタイヤ踏面側に位置するゴム層が、厚さ1.0mm以上存在していることを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (5件):
B60C 11/01 ,  B60C 9/18 ,  B60C 11/00 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/12
FI (5件):
B60C 11/01 B ,  B60C 9/18 G ,  B60C 11/00 B ,  B60C 11/12 B ,  B60C 11/06 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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