特許
J-GLOBAL ID:200903006430282674

骨の構造および密度を定めるための超音波測定システム、および骨の構造および密度を定めるための診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004980
公開番号(公開出願番号):特開平7-270385
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 骨の構造および密度を定めるための超音波測定システムを提供する。【構成】 このシステム(1)において、電子中央装置(3)には、検査する骨組織を含む人体の部分(たとえば指)に適用されるように設計される超音波カリパス(5)が設けられる。中央装置(3)は骨組織を介して伝送された超音波信号の像(S)をスクリーン(17)上に表示し、骨組織を介して超音波信号が伝送される速度および柔組織を介して超音波信号が伝送される速度に相関する2つの縦方向のマーカーライン(Rto、Rtm)をその像上で際立たせる。これらの縦方向のマーカーラインは、骨組織を介して通過した後受信した超音波信号を表わす像の部分を区切る。この信号の振幅は骨組織を通過する際の超音波の吸収度に依存する。
請求項(抜粋):
電子制御装置(3)と、前記装置(3)に接続されて、それぞれ超音波信号の発生器および受信器である少なくとも第1および第2のトランスデューサ(9、11)を備える超音波カリパス(5)とを含み、トランスデューサ(9、11)は調整可能な距離(D)をあけて互いに面してみ、位置され、前記カリパス(5)は、前記第1(9)および第2(11)のトランスデューサ間に置かれる人体の部分に接続され、前記電子装置(3)は、前記第1のトランスデューサ(9)から前記第2のトランスデューサ(11)まで、前記部分を超音波信号が通過するのにかかった時間を測定する電子計算手段を含む、骨の密度および構造を定めるための超音波測定装置であって、前記電子計算手段が、人体の第1の部分、特定的には柔組織の部分の少なくとも第1の測定を行ない、かつ超音波信号が前記第1の部分を通過するのにかかった第1の時間(Ttm)を計算する第1の電子計算手段(93)と、人体の第2の部分、特定的には診断するべき骨組織を含む部分の少なくとも第2の測定を行ない、超音波信号が前記第2の部分を通過するのにかかる第2の時間(Tto)を計算する第2の電子計算手段(94)とを含み、前記第2の部分は、内側面上の手の最後の4本の指の第1の指節骨の遠位骨幹端からなり、さらに前記第2の測定において前記第2の電子計算手段によって検出された超音波信号を処理し、表示装置(17)上に、特定的には前記電子装置(3)のスクリーン上に、前記第1(Ttm)および第2(Tto)の時間とともに前記第2の電子手段によって検出された前記超音波信号の波形を表示する、コマンドを処理および表示する電子手段(330、332)を含み、前記コマンドを処理し表示する電子手段(330、332)は、前記第2の電子計算手段(94)によって検出された前記超音波信号の部分(S)を含む表示ウィンドウの少なくともリミット(Rto、Rtm)を前記表示装置上で規定し、前記信号部分は、前記第2の部分を通過した後受信される超音波信号を表わすことを特徴とする、超音波測定システム。
IPC (3件):
G01N 29/18 ,  A61B 8/00 ,  G01B 17/00

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