特許
J-GLOBAL ID:200903006438699787

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-115494
公開番号(公開出願番号):特開2007-285468
出願日: 2006年04月19日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】回転センサを装着した車輪用軸受装置で、軸受空間への泥水の浸入を効果的に防止して、軸受寿命を延長することである。【解決手段】スリンガ15の円環部15bの先端部を軸方向内方へ傾斜させ、スリンガ15の円環部15bの外面側に取り付けられた磁性ゴム17を、この軸方向内方へ傾斜させた円環部15bの先端で肉厚を厚くして円環部15bの内面側に回り込ませ、この円環部15bの先端で肉厚を厚くした磁性ゴム17とシール部材12のゴム部材14との間で、半径方向隙間16を軸方向へ延長するように形成することにより、軸受空間への泥水の浸入を効果的に防止して、軸受寿命を延長できるようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複列の軌道面を内径側に有する外方部材と、この外方部材の各軌道面と対向する複列の軌道面を外径側に有する内方部材と、これらの外方部材と内方部材の間の軸受空間に複列に配列された転動体とからなり、前記外方部材と内方部材のうちのいずれか一方を車体側に取り付けられる固定部材、他方を車輪側に取り付けられる回転部材とし、前記外方部材と内方部材の間の軸受空間の一端側を、前記固定部材側に装着され、複数のシールリップを有するシール部材と、前記回転部材側に装着され、前記シール部材との間に半径方向隙間を先端で形成する円環部を有するスリンガとからなり、前記シールリップの少なくとも1つを、前記スリンガの円環部の内面側に接触させる密封手段で密封し、このスリンガの円環部の外面側に、円周方向で複数の磁極に着磁された磁性ゴムを取り付けた車輪用軸受装置において、前記スリンガの円環部の先端部を軸方向内方へ傾斜させ、前記スリンガの円環部の外面側に取り付けられた磁性ゴムを、この軸方向内方へ傾斜させた円環部の先端で肉厚を厚くして円環部の内面側に回り込ませ、この円環部の先端で肉厚を厚くした磁性ゴムと前記シール部材との間で、前記半径方向隙間を軸方向へ延長するように形成したことを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/78 ,  F16C 41/00 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/18
FI (4件):
F16C33/78 Z ,  F16C41/00 ,  F16C19/18 ,  B60B35/18 C
Fターム (12件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB05 ,  3J016CA02 ,  3J101AA03 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA73 ,  3J101FA23 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-219426   出願人:NTN株式会社

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