特許
J-GLOBAL ID:200903006448034619
ビニルエステル樹脂組成物及び硬化物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 良隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-225931
公開番号(公開出願番号):特開平9-110948
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】ビニルエステル樹脂硬化物は、その優れた耐熱性、耐食性、靭性、耐煮沸性、光沢、透明性等により、多くの分野で使用されている。しかしこのビニルエステル樹脂は末端にカルボキシル基をもたないので、アルカリ土類金属酸化物で増粘させることができず、加熱、加圧成形が困難である。また、注型成形の場合も分子内の二重結合の濃度が低いため硬化に時間がかかり生産性が低く、硬化物の耐煮沸性も劣る。【解決手段】本発明においては、ビニルエステル樹脂にイソシアネート成分を反応させより高分子化することにより、架橋密度を高くして硬化物の生産性、耐煮沸性を向上させるとともに、ウレタン変性ビニルエステル樹脂にさらに酸を付加させることにより、樹脂の増粘も容易にし、且つビニルエステル樹脂が本来有している上記の優れた外観、物性を備えた硬化物を与える樹脂組成物を得るに至った。
請求項(抜粋):
ウレタン変性ビニルエステル樹脂(A)または(A)中に存在する水酸基の一部または全部に多塩基酸無水物(B)を付加させて得られるウレタン変性酸付加ビニルエステル樹脂(A′)と、分子内に少なくとも1個の二重結合を有する反応性単量体(C)を含有してなり、(A)が1分子内に平均1.2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂(D)に不飽和一塩基酸(E)を付加させて得られるビニルエステル樹脂(F)及び/または1分子内に1個の水酸基を有する(メタ)アクリレート(G)と1分子内に平均1.5個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート成分(H)を、(H)成分中のイソシアネート基と(F)および(G)中の合計水酸基の当量比が0.01〜1.2になるように反応させて得られたものであることを特徴とするビニルエステル樹脂組成物。
IPC (10件):
C08F290/06 MRX
, C08F290/06 MRT
, C04B 26/04
, C04B 26/16
, C08F283/00 MQW
, C08G 18/58 NEK
, C08G 18/67 NFA
, C08G 18/72 NFF
, C08G 59/14 NHB
, C08L 75/14
FI (10件):
C08F290/06 MRX
, C08F290/06 MRT
, C04B 26/04 Z
, C04B 26/16
, C08F283/00 MQW
, C08G 18/58 NEK
, C08G 18/67 NFA
, C08G 18/72 NFF
, C08G 59/14 NHB
, C08L 75/14
引用特許: