特許
J-GLOBAL ID:200903006450834215

生物学的脱窒、脱リン処理制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095576
公開番号(公開出願番号):特開平7-275891
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 汚水中の有機性汚濁物質、アンモニア化合物、リン化合物を生物学的に処理する活性汚泥処理装置において、流入下水と返送汚泥管路からの返送汚泥とを攪拌し返送汚泥中の硝酸態窒素を脱窒反応により窒素ガスへ還元する第1の嫌気槽3と、第1の嫌気槽から流下した混合液を攪拌してリン化合物を放出させる第2の嫌気槽4と、第2の嫌気槽から流下した混合液を曝気装置で曝気して流入水中のアンモニア態窒素を硝酸態窒素に酸化するとともに混合液中のリン化合物を活性汚泥に吸収させる好気槽9と、好気槽からの混合液を固液分離して上澄水を放流する最終沈殿池12とを設けている。【効果】 リン化合物の生物学的処理において嫌気槽内でのリン化合物放出のために必要な酸化還元電位が維持でき、汚水中のリン化合物の除去が安定化されるとともに、可及的最大限のアンモニア化合物の除去が実現される。
請求項(抜粋):
汚水中の有機性汚濁物質、アンモニア化合物、リン化合物を生物学的に処理する活性汚泥処理装置において、流入下水と返送汚泥管路からの返送汚泥とを攪拌し返送汚泥中の硝酸態窒素を脱窒反応により窒素ガスへ還元する第1の嫌気槽と、第1の嫌気槽から流下した混合液を攪拌してリン化合物を放出させる第2の嫌気槽と、第2の嫌気槽からの混合液を曝気装置で曝気して混合液中のアンモニア態窒素を硝酸態窒素に酸化するとともに混合液中のリン化合物を活性汚泥に吸収させる好気槽と、好気槽からの混合液を固液分離して上澄水を放流する最終沈殿池と、少なくとも一方の嫌気槽に設けた酸化還元電位を測定するORP計と、基準酸化還元電位設定装置により設定された電位とORP計で検出された酸化還元電位の差分により返送汚泥管路に設けた返送汚泥流量調節弁を調整する返送汚泥調節装置とを具えたことを特徴とする生物学的脱窒、脱リン処理制御装置
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-139791
  • 特開昭58-139791

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