特許
J-GLOBAL ID:200903006453004990

不定形物体の内部構造推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028937
公開番号(公開出願番号):特開平6-243220
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 内部構造の各構成要素の相対的位置関係は保存されているが、外形や各構成要素が歪んでいるような物体、すなわち不定形物体の内部構造を不鮮明な画像からでも推定することのできるようにする。【構成】 ディスプレイに対象となるべき不定形物体の内部構造を表わす画像を表示する。この画像には、標準的な不定形物体の輪郭線と内部の各構成要素の領域をセグメントとして区画する区画線とで表わした標準構造マップをオーバラップさせて表示する。前記各セグメントの各辺及びノードを間にした辺間にばねを想定し、任意の前記ノードの移動によって隣接する他のノードが変位するようにして、前記標準構造マップを前記画像の輪郭線まで拡大あるいは縮小させる。その結果、標準構造マップは、前記対象となるべき不定形物体の画像における内部構造の各構成要素の領域に合わせて変形される。
請求項(抜粋):
対象となるべき不定形物体の内部構造を表わす画像と、前記不定形物体の標準的なものについてその内部構造を、該標準的な不定形物体の輪郭線と内部の各構成要素の領域をセグメントとして区画する区画線とで表わした標準構造マップとをオーバラップさせて表示し、該表示された標準構造マップを前記対象となるべき不定形物体の画像における内部構造の各構成要素の領域に合わせて変形させるようにして前記対象となるべき不定形物体の内部構造を推定する方法であって、前記輪郭線及び区画線はそれぞれ複数のノードを介して接続された複数の直線で表わし、前記各セグメントの各辺及び前記ノードを間にした辺間にばねを想定して任意の前記ノードの移動によって隣接する他のノードが変位するようにし、前記対象となるべき不定形物体の画像に対して正中線を特定するステップと、前記対象となるべき不定形物体の画像に対してその輪郭線を抽出するステップと、前記標準構造マップを前記正中線と前記抽出された輪郭線とを基準として変形させるステップと、変形された標準構造マップにおける任意のセグメントを、これに対応する構成要素の領域に合うように修正するステップとを含むことを特徴とする不定形物体の内部構造推定方法。
IPC (6件):
G06F 15/62 320 ,  G06F 15/62 ,  G06F 15/62 390 ,  A61B 6/03 360 ,  G06F 15/60 310 ,  G06F 15/66 360

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