特許
J-GLOBAL ID:200903006456455445

マイクロカプセル封入ガスのエコー源性を増強し、減衰を抑える方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 玲子 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-505860
公開番号(公開出願番号):特表2002-507214
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】天然又は合成ポリマーから形成されたより厚い壁を有する微粒子は、より薄い壁を有する微粒子と比較して、有意に向上したエコー源性を有することを発見した。壁厚の効果は、実験を行って、ならびに最適条件を予測するときに用いる式に代入して決定した。好ましい態様では、ポリマーは生分解性ポリマーであり、壁厚は約100〜660nmであるが、約20nmから500nm超の壁厚を用いることができる。画像化される標的臓器に適する直径、例えば血管内投与のために0.5〜8ミクロンの直径、及び胃腸管又は他の管状器官を画像化するための経口投与のために0.5〜5mmの直径を有する微粒子が製造される。好ましいポリマーは、ポリヒドロキシ酸、例えばポリ乳酸-コ-グリコール酸、ポリ乳酸又はポリグリコリド、最も好ましくは、網内系(RES)による取込みを阻害するポリエチレングリコール又は他の物質と抱合させた前記ポリマーである。微小球は、心臓学用途、血液潅流用途ならびに臓器及び末梢静脈の画像化を含む様々な音波画像化用途で用いることができる。
請求項(抜粋):
超音波画像化で用いるための、ガスをカプセル封入した微粒子のエコー源性を増加させる方法であって、 当該微粒子を形成している物質及びカプセル封入されるガスの関数として、総後方散乱出力の最大量が得られる微粒子の壁厚範囲を決定する工程、及び 最大レベルの総後方散乱出力が得られる範囲の壁厚を有する微粒子を製造する工程を含む前記方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 改良診断薬の製造
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-509745   出願人:アンダリスリミテッド
  • 特開平4-226923
  • 特表平7-507780
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引用文献:
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