特許
J-GLOBAL ID:200903006460973949

予備精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035374
公開番号(公開出願番号):特開平8-232009
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 一つの精錬炉において、冷鉄源溶解処理と脱 P処理という相反する精錬処理を同時に満足する予備精錬方法を提供する。【構成】 上吹き転炉型の酸素精錬炉を用い、 C濃度が 3%以上の溶銑状態で配合率15%以下の冷鉄源の完全溶解と脱 P処理を行うに際し、前半の冷鉄源溶解期において、鉄浴中に浸漬した耐火物ランスから、キャリアガスとフラックスの分解反応により発生する CO2ガス量の合計が 0.2〜0.5Nm3/min・t の範囲になるようにキャリアガスとともに前記フラックスを吹込み、同時に鉄浴表面に生成するカバースラグの塩基度が 1.5〜2.5 の範囲になるように調整した脱 Pフラックスを脱Si反応が完了するまで上方あるいは耐火物ランスから添加し、冷鉄源溶解完了後の後半の脱 P期において、鉄浴中に浸漬した耐火物ランスから、キャリアガスとフラックスの分解反応により発生する CO2ガス量の合計が 0.05Nm3/min・t以下になるようにキャリアガスとともに前記フラックスを吹込む予備精錬方法である。
請求項(抜粋):
上吹き転炉型の酸素精錬炉を用い、 C濃度が 3%以上の溶銑状態で配合率15%以下の冷鉄源の完全溶解と脱 P処理を行うに際し、前半の冷鉄源溶解期において、鉄浴中に浸漬した耐火物ランスから、キャリアガスとフラックスの分解反応により発生する CO2ガス量の合計が 0.2〜0.5Nm3/min・t の範囲になるようにキャリアガスとともに前記フラックスを吹込み、同時に鉄浴表面に生成するカバースラグの塩基度が 1.5〜2.5 の範囲になるように調整した脱 Pフラックスを脱Si反応が完了するまで上方あるいは耐火物ランスから添加し、冷鉄源溶解完了後の後半の脱 P期において、鉄浴中に浸漬した耐火物ランスから、キャリアガスとフラックスの分解反応により発生する CO2ガス量の合計が 0.05Nm3/min・t 以下になるようにキャリアガスとともに前記フラックスを吹込むことを特徴とする予備精錬方法。
IPC (2件):
C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110
FI (2件):
C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110

前のページに戻る