特許
J-GLOBAL ID:200903006461946716

エレクトロクロミズム現象を利用した表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050412
公開番号(公開出願番号):特開平8-221006
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 エレクトロクロミズム現象を利用した表示素子を固体化する。【構成】 ネサガラスからなる電極基板30,40の間に、ポリピロールからなる導電性高分子層10とポリビニルアルコールからなる空洞性高分子層20とを挟み込み、両高分子層内に、過塩素酸リチウム(LiClO4)を分散させる。空洞性高分子層20は、過塩素酸イオン(ClO4-)を収容するための十分な大きさをもった空洞を包含する空洞性構造をもつ。スイッチ51を切り替えて、電極層30側に正電圧を印加すると、過塩素酸イオンが導電性高分子層10内に取り込まれ、導電性高分子層10は金属状態となり黒色を呈する。逆に、電極層40側に正電圧を印加すると、過塩素酸イオンが空洞性高分子層20内の空洞に排出され、導電性高分子層10は絶縁体状態となり黄色を呈する。両状態の転移は数10msで行われる。
請求項(抜粋):
互いに対向して配置された第1の電極層と第2の電極層との間に、第1の高分子層と第2の高分子層とを挟むことにより構成され、前記第1の高分子層および前記第2の高分子層の占有する空間内には所定の電解質イオンが分散され、前記第1の高分子層は前記電解質イオンをドープすることにより導電性を呈する導電性高分子からなり、前記第2の高分子層は前記電解質イオンを収容するための十分な大きさをもった空洞を分散した空洞性構造をもち、前記第1の電極層および前記第2の電極層のうち、少なくとも一方は透光性材料から構成されていることを特徴とするエレクトロクロミズム現象を利用した表示装置。
IPC (4件):
G09F 9/30 370 ,  G02F 1/15 507 ,  H01L 51/00 ,  H01L 49/02
FI (4件):
G09F 9/30 370 Z ,  G02F 1/15 507 ,  H01L 49/02 ,  H01L 29/28
引用特許:
審査官引用 (5件)
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