特許
J-GLOBAL ID:200903006462595984

トップリング溝の上方位置設置が可能なAl-Si系合金製ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141029
公開番号(公開出願番号):特開平11-336899
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 トップリング溝の上方位置設置が可能なAl-Si系合金製ピストンを提供する。【解決手段】 ピストン鋳物本体のトップリング溝をピストンリング耐摩環の鋳包みにより形成してなるAl-Si系合金製ピストンにおいて、上記ピストン鋳物本体を、重量%で、Si:11〜13%、Cu:0.8〜1.3%、Mg:0.7〜1.3%、Ni:0.8〜1.5%、Fe:0.2〜1%、Mn:0.05〜0.3%、を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有する初晶Si分散Al-Si系合金で構成し、かつ上記ピストンリング耐摩環を、同じく重量%で、Cr:0.5〜5%、Mn:0.2〜1%、S:0.05〜1%、B:0.05〜1%、C:0.5〜5%、Ni:1〜12%、Ti:0.5〜5%、Cu:1〜8%、を含有し、さらに必要に応じてMo:0.1〜2%、を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並びに素地はオーステナイト相を主体とし、かつ気孔内には析出成長した遊離黒鉛が存在する組織を有する遊離黒鉛析出鉄系焼結材料で構成する。
請求項(抜粋):
ピストン鋳物本体のトップリング溝をピストンリング耐摩環の鋳包みにより形成してなるAl-Si系合金製ピストンにおいて、上記ピストン鋳物本体を、重量%で、 Si:11〜13%、 Cu:0.8〜1.3%、 Mg:0.7〜1.3%、 Ni:0.8〜1.5%、 Fe:0.2〜1%、 Mn:0.05〜0.3%、を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有する初晶Si分散Al-Si系合金で構成し、かつ上記ピストンリング耐摩環を、同じく重量%で、 Cr:0.5〜5%、 Mn:0.2〜1%、 S :0.05〜1%、 B :0.05〜1%、 C :0.5〜5%、 Ni:1〜12%、 Ti:0.5〜5%、 Cu:1〜8%、を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並びに素地はオーステナイト相を主体とし、かつ気孔内には析出成長した遊離黒鉛が存在する組織を有する遊離黒鉛析出鉄系焼結材料で構成したことを特徴とするトップリング溝の上方位置設置が可能なAl-Si系合金製ピストン。
IPC (10件):
F16J 9/00 ,  B22D 19/00 ,  B22D 19/08 ,  C22C 21/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/54 ,  F02F 3/00 ,  F02F 3/00 302 ,  F16J 1/01
FI (10件):
F16J 9/00 A ,  B22D 19/00 J ,  B22D 19/08 D ,  C22C 21/02 ,  C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/54 ,  F02F 3/00 N ,  F02F 3/00 302 Z ,  F16J 1/01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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