特許
J-GLOBAL ID:200903006471339753
一本鎖抗体によるサイトゾルタンパク質の機能阻害法およびその利用
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
清水 初志
, 新見 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-238132
公開番号(公開出願番号):特開2007-051102
出願日: 2005年08月19日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】一本鎖抗体(scFv)によるサイトゾルタンパク質の機能阻害方法の提供を課題とする。詳しくは、抗サイトゾルタンパク質抗体におけるVHあるいはVLの一方のシグナルぺプチドを除去して構築した一本鎖抗体を用いたサイトゾルタンパク質の機能阻害方法、該一本鎖抗体を用いてサイトゾルタンパク質の機能を解析する方法、サイトゾルタンパク質の機能を特異的に阻害する特徴を有する該一本鎖抗体の製造方法、並びにサイトゾルタンパク質の機能を特異的に阻害する特徴を有する該一本鎖抗体を発現し、サイトゾルタンパク質の機能が阻害されているトランスジェニック非ヒト動物の提供を課題とする。【解決手段】抗WASP-EVH1モノクローナル抗体遺伝子のVH、VLを利用し、リーダー配列を有するVHにリーダー配列を除去したVLをリンカーでつないだscFv遺伝子(SHL)、およびCL配列を有する遺伝子(SHL-CL)が、サイトゾルで発現しサイトゾルタンパク質の機能を阻害することを明らかにした。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(a)または(b)に記載の一本鎖抗体を細胞内で発現させることを特徴とする、サイトゾルタンパク質の機能を阻害する方法。
(a)抗サイトゾルタンパク質抗体におけるシグナルペプチドを含む重鎖可変領域、シグナルペプチドを含まない軽鎖可変領域、および該可変領域を結合するリンカーペプチドを有する一本鎖抗体
(b)抗サイトゾルタンパク質抗体におけるシグナルペプチドを含まない重鎖可変領域、シグナルペプチドを有する軽鎖可変領域、および該可変領域を結合するリンカーペプチドを有する一本鎖抗体
IPC (7件):
C07K 16/18
, C12N 15/09
, C12N 5/10
, C12P 21/08
, C12Q 1/02
, A01K 67/027
, G01N 33/53
FI (7件):
C07K16/18
, C12N15/00 A
, C12N5/00 B
, C12P21/08
, C12Q1/02
, A01K67/027
, G01N33/53 D
Fターム (38件):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024BA43
, 4B024CA04
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA12
, 4B024GA13
, 4B024GA14
, 4B063QA01
, 4B063QA05
, 4B063QQ08
, 4B063QR77
, 4B063QR80
, 4B063QS38
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA13
, 4B065AA91X
, 4B065AA93X
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065BA03
, 4B065BA04
, 4B065CA25
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4C085AA13
, 4C085DD62
, 4H045AA11
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045EA50
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (6件)
-
日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集, 2003, vol.26th, p.910(3PC-127)
-
臨床免疫, 2001, vol.36, no.2, p.238-244
-
Nat Rev Mol Cell Biol., 2002, vol.3, no.4, p.246-255
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