特許
J-GLOBAL ID:200903006473314111

インクジェットプリンタ用印字ヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262852
公開番号(公開出願番号):特開平8-118663
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 バモルフ型圧電部材を加圧室の側壁に簡単かつ高精度に設ける。【構成】 印字ヘッド1は、表裏面にインク溜201、加圧室202等を構成する凹部が形成された基板2に、ガラス基板31の表面に金属膜32を形成してなる振動板3を接合して構成される。振動板3の各加圧室202に対向する外側面にはバイモルフ型の圧電素子4が取り付けられている。圧電素子4は、結晶析出部51が圧電素子4の配列ピッチで連結されたチタンからなる電極部材5の当該結晶析出部51の表裏面に、水熱合成法により分極方向が互い逆方向の2枚のPZT41,42を析出させ、両PZT41,42に駆動用電極6,6′を形成して製造されている。電極部材5の各結晶析出部51の表裏面にPZT41,42を析出させてバイモルフ型圧電素子4を構成することにより、圧電素子4の製造及び該圧電素子4の振動振動板3への取付けが簡単かつ高精度で行なえるようにした。
請求項(抜粋):
一側壁が変形可能な振動板で構成された加圧室と上記振動板を変形させて上記加圧室に連通するインク噴出口からインク滴を噴出させる圧電部材とを有する複数のドット印字部を備えたインクジェットプリンタ用印字ヘッドにおいて、上記圧電部材は、チタン板の表裏面にそれぞれ化学結合された、互いに分極方向が逆方向の2枚のPZTに、それぞれ駆動用の電極を形成してなるバイモルフ型圧電部材であることを特徴とするインクジェットプリンタ用印字ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A

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