特許
J-GLOBAL ID:200903006474168500

磁歪式トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250949
公開番号(公開出願番号):特開平8-114515
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁歪式トルクセンサに係り、特に温度変化や振動による接合部のずれを防止し、うず電流の影響をなくし、正確なトルク測定を可能とする磁歪式トルクセンサを提供することを目的とする。【構成】 2つ割り構成の磁性部材13a、13bに予めコイルを収納し、磁性部材13a、13bの接合面に絶縁部材21を介装し、接着剤22を用いて接合して円筒状の磁性部材13を作成する。この様にして作成された磁性部材13を磁歪式トルクセンサに組み込み、上述のコイルに交流電流を流すことにより、回転軸に形成された磁歪膜を通過する磁束を作成し、回転軸に加えられる応力により変化する磁歪膜の透磁率の変化を測定し、回転軸に加えられたトルクを正確に測定するものである。
請求項(抜粋):
2個の相似形磁性部材を接合し、該接合部に絶縁部材を介装した円筒状磁性部材と、該円筒状磁性部材の内周に環状に形成された凹部に配設されたコイルと、前記円筒状磁性部材の内周部と所定の隙間を有して回転自在に配設された回転軸と、該回転軸の周面に形成され、該回転軸に負荷されるトルクを透磁率の変化として検出し、前記コイルの作成する磁束を変化させる磁歪センサと、を有することを特徴とする磁歪式トルクセンサ。

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