特許
J-GLOBAL ID:200903006475274214

ヒートポンプ式加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-196584
公開番号(公開出願番号):特開2009-030905
出願日: 2007年07月27日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】加熱用熱交換器2内の流体が局所沸騰することを防ぎつつ、除霜運転中に加熱用熱交換器2内の流体に熱量が奪われるのを防ぐことで、効率良く除霜して時間短縮を図る。【解決手段】制御装置8は、室外熱交換器4に発生した霜を取り除くための除霜運転を行うとき、電動膨張弁3を所定開度まで開くとともに、制御装置8は、吐出冷媒温センサ11で検知される冷媒温度が所定温度より低くなったときに、給水ポンプ6を停止させるようにしている。 これによれば、圧縮機1から吐出される冷媒温度が、所定温度よりも低くなった時点で給水ポンプ6を停止させる(つまりは、電動膨張弁3の絞りが開ききる前に給水ポンプ6を停止させる)ことで、水冷媒熱交換器2内で被加熱流体が局所沸騰するのを防ぎつつ、水冷媒熱交換器2で放熱されるホットガスの熱量を少なくできることより、効率良く除霜して除霜時間を短縮することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷媒を吸入して圧縮する圧縮機(1)と、 前記圧縮機(1)から吐出される高温冷媒で被加熱流体を加熱する加熱用熱交換器(2)と、 前記加熱用熱交換器(2)から流出する冷媒を減圧膨張させるとともに、その絞り開度を可変できる可変式減圧手段(3)と、 前記可変式減圧手段(3)で減圧された冷媒を外気の熱で蒸発させたのち、前記圧縮機(1)へ流出させる吸熱用熱交換器(4)と、 前記加熱用熱交換器(2)へ前記被加熱流体を供給する流体供給手段(6)と、 前記圧縮機(1)から吐出された冷媒の温度を検知する吐出冷媒温検知手段(11)と、 このヒートポンプサイクルの作動を制御する制御手段(8)とを備え、 前記制御手段(8)は、前記吸熱用熱交換器(4)に発生した霜を取り除くための除霜運転を行うとき、前記可変式減圧手段(3)を所定開度まで開くとともに、 前記制御手段(8)は、前記冷媒温度検知手段(11)で検知される冷媒温度が所定温度より低くなったときに、前記流体供給手段(6)を停止させることを特徴とするヒートポンプ式加熱装置。
IPC (3件):
F24H 1/00 ,  F25B 1/00 ,  F25B 47/02
FI (5件):
F24H1/00 611N ,  F25B1/00 304D ,  F25B1/00 389A ,  F25B47/02 510J ,  F25B47/02 570R
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3783711号
審査官引用 (1件)

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