特許
J-GLOBAL ID:200903006482570945

中通し竿

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059181
公開番号(公開出願番号):特開平10-248444
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 糸導入孔付近での曲げ強さの低下を抑えかつ剛性の増加を抑えるようにする。【解決手段】 中通し竿は、内部に釣り糸が挿通可能な竿であって、元竿1と穂先側竿体ユニット2とを備えている。元竿1は、先細り筒状の竿本体5と、肉盛り部6と、糸導入孔7とを備えている。竿本体5は、高強度繊維基材のプリプレグを使用することにより形成されている。肉盛り部6は、高強度繊維基材の繊維の配向方向が実質的に竿本体5の軸方向に沿った順目のプリプレグ6aと繊維の配向方向が実質的に竿本体5の周方向に沿った逆目のプリプレグ6bとを、全体の厚みTに対する逆目のプリプレグ6bの厚み(a1+a2)の比率(逆目比率)が1%以上40%以下の範囲となるように使用することにより竿本体5の周面に形成されている。糸導入孔7は、肉盛り部6の周面に内外周を貫通して形成されている。
請求項(抜粋):
内部に釣り糸が挿通可能な中通し竿であって、高強度繊維基材のプリプレグを使用することにより形成された繊維強化樹脂製の中空の竿本体と、高強度繊維基材の繊維の配向方向が実質的に前記竿本体の軸方向に沿ったプリプレグと繊維の配向方向が実質的に前記竿本体の周方向に沿ったプリプレグとを、全体に対する前記周方向に沿ったプリプレグの繊維比率が1%以上40%以下の範囲となるように使用することにより前記竿本体の周面に形成された肉盛り部と、前記肉盛り部の周面に内外周を貫通して形成された糸導入孔と、を備えた中通し竿。
IPC (5件):
A01K 87/00 ,  A01K 87/00 610 ,  B29C 70/16 ,  B32B 5/00 ,  B32B 5/12
FI (5件):
A01K 87/00 630 C ,  A01K 87/00 610 B ,  B32B 5/00 B ,  B32B 5/12 ,  B29C 67/14 C

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