特許
J-GLOBAL ID:200903006485792388

自然音記憶再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098973
公開番号(公開出願番号):特開2000-293185
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 定常的な自然音を模倣して再生する際に、素材音を順次読み出して再生する方式でありながら人間の耳に与える不自然さ等を十分払拭する。【解決手段】 波形メモリ14には、定常的な自然音の波形のうち特定周波数より上をカットした1種類の第1波形(時間長さ7秒)と、第1波形と重ね合わせて定常的な自然音の波形を再生するための複数種類の第2波形(時間長さ3秒)とが記憶されている。音源LSI20は、波形メモリ14から第1波形と第2波形を読み出して合成するが、第1波形に関しては繰り返し読み出し、第2波形に関しては複数種類を順次読み出す。第1波形は定常的な自然音の基幹をなすが、第1波形は開始位置と終端位置とが同位相であり、その繋ぎ目がほとんどわからい。このため、第2波形の繋ぎ目に違和感があったとしても、両者を重ね合わせて発音した際にはほとんど聴感上違和感を感じない。
請求項(抜粋):
定常的な自然音の雰囲気を模倣して発音する自然音記憶再生装置において、前記定常的な自然音の波形のうち特定周波数より上をカットした第1波形を記憶する第1波形記憶手段と、前記第1波形と重ね合わせて前記定常的な自然音の波形を再生するための第2波形を記憶する第2波形記憶手段と、前記第1波形記憶手段から前記第1波形を読み出す第1波形読み出し手段と、前記第2波形記憶手段から前記第2波形を読み出す第2波形読み出し手段と、前記第1波形読み出し手段により読み出された前記第1波形と前記第2波形読み出し手段により読み出された前記第2波形とを合成する合成手段とを備え、前記第1波形読み出し手段は、開始位置と終端位置とが同位相の1種類の第1波形を繰り返し読み出すか、又は、複数種類の第1波形の中から前回選択された第1波形の終端位置の位相と今回選択された第1波形の開始位置の位相とを略一致させた上で今回選択された第1波形を読み出し、前記第2波形読み出し手段は、複数種類の第2波形の中から順次選択して第2波形を読み出すことを特徴とする自然音記憶再生装置。

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