特許
J-GLOBAL ID:200903006488723166

瞳孔計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252687
公開番号(公開出願番号):特開平10-094518
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】瞳孔の画像からノイズを除去した画像をリアルタイムに得ることができる瞳孔計測装置を提供する。【解決手段】TVカメラで撮像した瞳孔の画像を白黒判定部1に入力し、瞳孔およびノイズと他の部分とを判別する。また、同期分離部2では水平同期信号に基づいて各走査線の開始時点を求める。各走査線の開始時点で各カウンタ4a,4bをリセットし、クロック発生部3からのクロック信号の計数を開始する。各カウンタ4a,4bは白黒判定部1の出力の変化点ごとに計数を順次停止する。バッファ6は前の走査線上での瞳孔の端点の位置を記憶している。減算部7a,7bでは各カウンタ4a,4bの出力値とバッファ6の格納値との差を求め、比較部8では絶対値が最小である出力値を得た減算部7a,7bに対応するカウンタ4a,4bの出力値を外部出力とするようにセレクタ5を制御する。
請求項(抜粋):
瞳孔を含む所定の空間領域を撮像し受光面に形成された瞳孔の像を通る複数本の走査線上での受光量に対応したアナログ信号を連続的に出力する撮像装置と、撮像装置から出力されるアナログ信号を規定の閾値と比較することにより瞳孔およびノイズと他の部位とを判別した2値信号を出力する白黒判定部と、撮像装置から出力される同期信号に基づいて上記各走査線上での走査の開始時点を検出する同期分離部と、各走査線上での走査の開始時点に同期するクロック信号であって1本の走査線上で走査を行なっている期間に十分に多くのクロック信号を発生するクロック発生部と、1本の走査線上での走査の開始時点からクロック信号の計数を開始し白黒判定部の出力値の変化点のうち着目する変化方向の変化点が生じるたびに計数を順次停止させる複数個のカウンタと、1本前の走査線の上で検出した瞳孔の端点のうち着目する変化方向の端点についてその走査線上での走査の開始時点から端点に至るまでのクロック信号の計数値を格納したバッファと、各カウンタの計数値とバッファの格納値との差をそれぞれ求める複数個の減算部と、減算部の出力値のうち絶対値が最小になる出力値が得られている減算部に対応したセレクト信号を出力する比較部と、セレクト信号に基づいて出力値の絶対値が最小である減算部に対応したカウンタの出力値を外部出力するセレクタとを備えることを特徴とする瞳孔計測装置。

前のページに戻る