特許
J-GLOBAL ID:200903006500277525

非水電解液二次電池の製造方法および非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 隆盛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-270548
公開番号(公開出願番号):特開2003-086243
出願日: 2001年09月06日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 電解液にビニレンカーボネートを溶解させて、サイクル特性を向上させても、電池膨れの発生を抑制できる非水電解液二次電池を提供する。【解決手段】 本発明の非水電解液二次電池の製造方法は、非水電解液にビニレンカーボネートを溶解させるビニレンカーボネート溶解工程と、ビニレンカーボネートが溶解された非水電解液に炭酸ガスを溶存させる炭酸ガス溶存工程と、ビニレンカーボネートが溶解され、かつ炭酸ガスが溶存した非水電解液を外装缶14内に注液する注液工程とを備えるようにしている。これにより、この非水電解液二次電池10を高温で放置しても、これらの炭酸ガスおよびビニレンカーボネートで形成された被膜の作用により、電解液に溶解したビニレンカーボネートが酸化分解されることを抑制できるようになる。この結果、非水電解液二次電池10を高温で放置しても、電池膨れが生じることを防止できるようになる。
請求項(抜粋):
リチウムイオンを挿入・脱離可能な炭素材料からなる負極活物質を含有する負極と、リチウムイオンを挿入・脱離可能な正極活物質を含有する正極と、これらの正極と負極を隔離するセパレータとを外装缶内に備え、この外装缶内に非水電解液を注液して形成する非水電解液二次電池の製造方法であって、非水電解液にビニレンカーボネートを溶解させるビニレンカーボネート溶解工程と、前記ビニレンカーボネートが溶解された非水電解液に炭酸ガスを溶存させる炭酸ガス溶存工程と、前記ビニレンカーボネートが溶解され、かつ炭酸ガスが溶存した非水電解液を前記外装缶内に注液する注液工程とを備えたことを特徴とする非水電解液二次電池の製造方法。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58
FI (4件):
H01M 10/40 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/58
Fターム (44件):
5H029AJ05 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029AM02 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ13 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ13 ,  5H029CJ21 ,  5H029CJ23 ,  5H029CJ28 ,  5H029DJ16 ,  5H029DJ17 ,  5H029EJ09 ,  5H029EJ11 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ12 ,  5H029HJ13 ,  5H050AA07 ,  5H050AA15 ,  5H050BA15 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB08 ,  5H050EA16 ,  5H050EA25 ,  5H050FA04 ,  5H050FA05 ,  5H050FA17 ,  5H050FA19 ,  5H050GA10 ,  5H050GA21 ,  5H050GA23 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA13

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