特許
J-GLOBAL ID:200903006500685267
エレベータの制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
吉武 賢次
, 橘谷 英俊
, 佐藤 泰和
, 吉元 弘
, 川崎 康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-218648
公開番号(公開出願番号):特開2004-064864
出願日: 2002年07月26日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】インバータを構成するスイッチング素子の熱破壊に対する適切な保護動作を実施することのできるエレベータの制御装置を提供する。【解決手段】エレベータを駆動する電動機に駆動電力を供給するインバータ部をPWM制御手段によって制御するに当たり、インバータ部の出力電流値とスイッチング素子の熱破壊耐量に対応する時間との関係を示す熱破壊耐量関数を記憶する関数記憶手段と、インバータの出力電流位相角の相電流比率を演算する演算手段と、モータロック状態を判定する判定手段と、モータロック状態と判定されたとき、相電流及び相電流比率に基づいて最大の相電流を求めると共に、最大の相電流に対応する熱破壊時間を熱破壊耐量関数に従って求め、この熱破壊時間の経過後に異常信号を発生する温度異常判定手段と、温度異常判定手段より異常信号が出力されたとき、電動機を保護シーケンス運転に切り替える保護シーケンス手段とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エレベータを駆動する電動機と、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子をオン、オフ制御して前記電動機に駆動電力を供給するインバータ部と、前記電動機の少なくとも2つの相電流を検出する電流検出手段と、前記電動機の速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段の検出値に基づいて前記インバータ部の出力電流位相角を演算する電流位相角演算手段と、前記エレベータの運転パターンに対応する速度基準、検出された前記電動機の相電流及び速度、並びに演算された前記インバータの出力電流位相角に基づいて前記インバータ部を制御するPWM制御手段とを備えたエレベータの制御装置において、
前記インバータ部の出力電流値と前記スイッチング素子の熱破壊耐量に対応する時間との関係を示す熱破壊耐量関数を記憶する関数記憶手段と、
前記電流位相角演算手段で演算された前記インバータの出力電流位相角に基づいて相電流比率を演算する演算手段と、
前記速度検出手段の検出信号に基づいてモータロック状態を判定する判定手段と、
前記判定手段によってモータロック状態と判定されたとき、前記電流検出手段によって検出された相電流及び前記演算手段により演算された相電流比率に基づいて最大の相電流を求めると共に、前記熱破壊耐量関数に従って前記最大の相電流に対応する熱破壊時間を求め、この熱破壊時間の経過後に異常信号を発生する温度異常判定手段と、
前記温度異常判定手段より異常信号が出力されたとき、前記電動機を保護シーケンス運転に切り替える保護シーケンス手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
IPC (4件):
H02P21/00
, B66B1/34
, B66B5/02
, H02P5/00
FI (4件):
H02P5/408 C
, B66B1/34 A
, B66B5/02 U
, H02P5/00 U
Fターム (52件):
3F002CA04
, 3F002CA06
, 3F002CA07
, 3F002EA08
, 3F002GA03
, 3F002GB02
, 3F304CA13
, 3F304EA16
, 3F304EA18
, 3F304EA28
, 3F304EB26
, 5H550AA07
, 5H550BB10
, 5H550CC06
, 5H550DD04
, 5H550EE01
, 5H550FF07
, 5H550GG03
, 5H550GG05
, 5H550HA07
, 5H550HB08
, 5H550HB16
, 5H550JJ03
, 5H550JJ17
, 5H550JJ24
, 5H550KK06
, 5H550LL07
, 5H550LL22
, 5H550LL35
, 5H550LL40
, 5H550LL52
, 5H550MM06
, 5H576AA07
, 5H576BB10
, 5H576CC05
, 5H576DD07
, 5H576EE01
, 5H576EE11
, 5H576FF07
, 5H576GG02
, 5H576GG04
, 5H576HA02
, 5H576HB02
, 5H576JJ03
, 5H576JJ04
, 5H576JJ17
, 5H576JJ24
, 5H576KK06
, 5H576LL06
, 5H576LL22
, 5H576LL44
, 5H576MM06
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