特許
J-GLOBAL ID:200903006501998471

ガスタービン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-229810
公開番号(公開出願番号):特開平7-083074
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 中間速度から定格速度へ昇速する時、燃料流量制御弁の開度指令値が急増加することを防止することができ、排ガス温度の急上昇によるガスタービンの緊急停止を回避することのできるガスタービン制御装置を提供する。【構成】 速度制御器7において、定格速度設定信号を出力する設定器7aと、中間速度設定信号を出力するを設定器7bとを切り替えるスイッチ7cの出力側に、変化率リミッタ7fが配設されており、設定器7a、7bの速度設定信号が、この変化率リミッタ7fを介して比例制御器7dに入力されるよう構成されている。
請求項(抜粋):
ガスタービンの燃料流量制御弁開度を指令する指令信号を出力し、前記ガスタービン着火後、該ガスタービンの速度を中間速度付近で一旦保持し、この後、定格速度まで昇速を行うよう昇速制御を行うガスタービン制御装置であって、測定された前記ガスタービンの速度と、速度設定との偏差に基づいて弁開度信号を出力する速度制御手段と、起動過程に応じた所定の弁開度信号を順次出力する起動制御手段と、測定された前記ガスタービンの加速率と、加速率設定との偏差に基づいて弁開度信号を出力する加速率制限制御手段と、測定された前記ガスタービンの排ガス温度と、排ガス温度設定との偏差に基づいて弁開度信号を出力する排ガス温度制御手段と前記速度制御手段、前記起動制御手段、前記加速率制限制御手段、前記排ガス温度制御手段から出力された前記弁開度信号のうち、最も低値の弁開度信号を選択して前記指令信号とする低値選択手段を具備したガスタービン制御装置において、前記速度制御手段は、前記中間速度付近での速度保持を行う速度設定を、前記昇速制御開始後、少なくとも所定期間の間、所定の変化率で上昇させ、定格速度の速度設定に移行するよう構成されていることを特徴とするガスタービン制御装置。
IPC (2件):
F02C 9/00 ,  F02C 9/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平4-001175
  • 特公昭62-014697

前のページに戻る