特許
J-GLOBAL ID:200903006511418384

防爆安全装置を備えた電気化学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325393
公開番号(公開出願番号):特開平8-185849
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 電気化学素子内部の温度に対応して確実に電流を遮断でき安全性が向上した防爆安全装置を備えた電気化学素子を提供する。【構成】 ケース13内の温度が所定の熱弾性型マルテンサイト逆変態温度以上に達すると、予め形状記憶処理された形状記憶部材からなる感温素子5が伸長することにより感圧素子7の板部7bの中央が外方に付勢されて感圧素子7と内部端子板3との溶接部分が離間され、電気化学素子内の電流経路が確実に遮断される。
請求項(抜粋):
有底のケース13と、このケース13に収納された電気化学要素と、該ケース13の開口部を塞いだ蓋要素とからなる電気化学素子であって、該蓋要素は、封口ガスケット2と、金属製内部端子板3と、感温素子5と、導電板7と、金属製外部端子板9とを有し、該感温素子5は所定の温度に達すると所定形状に変形する形状記憶部材からなり、該感温素子5は該導電板7と該内部端子板3との間に介装され、該導電板7と該内部端子板3とは中央部分でのみ両者が電気的に接続されてその接触部分が局部的に密着され、該電気化学要素の一方の電極に接続されたリードタブ12の先端が該内部端子板3の下面に接続されることにより該電気化学要素と該外部端子板9とが導通され、該ケース13内の温度が所定値に達すると該感温素子5が変形することにより該導電板7と該内部端子板3との該接触部分が離間されるようにしてなることを特徴とする防爆安全装置を備えた電気化学素子。
IPC (2件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/12 101

前のページに戻る