特許
J-GLOBAL ID:200903006520797312

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167546
公開番号(公開出願番号):特開平11-013515
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 VVT(可変バルブタイミング制御機構)の異常時の機関パラメータに対する応答遅れや車両走行における支障を解消し、更に、正常復帰時の不具合もなくすこと。【解決手段】 VVTが正常時(仮異常フラグXVTF=0)には機関パラメータとしての空燃比学習値FLAFがなまし係数2にて算出され(ステップS416)、VVTが異常時(仮異常フラグXVTF=1)には空燃比学習値FLAFがなまし係数8として大きな遷移を抑制され算出される(ステップS417)。このように、VVTの正常または異常にかかわらずそのときの内燃機関の経時変化やシステム公差を吸収するためのそれぞれの学習値が算出され、VVTの正常または異常の検出結果に基づき学習値が切替えられることで、異常時にF/B制御のみであるときに比べ空燃比の制御における応答遅れがなく、空燃比が急変することがないためドライバビリティやエミッションの悪化を抑止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方を所定角度範囲内で相対回転自在な可変バルブタイミング制御機構と、前記可変バルブタイミング制御機構の異常を検出する異常検出手段と、前記内燃機関の経時変化やシステム公差を吸収するためのそれぞれの学習値を算出する学習値演算手段と、前記可変バルブタイミング制御機構が異常時から正常時に復帰したときに、前記異常検出手段で異常と検出された直前に前記学習値演算手段で算出された正常時の学習値または予め設定された値をセットする学習制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/22 305 ,  F02D 45/00 340
FI (6件):
F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/14 310 K ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 J ,  F02D 41/22 305 M ,  F02D 45/00 340 H

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