特許
J-GLOBAL ID:200903006525634640

共振形インバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-148136
公開番号(公開出願番号):特開2002-345259
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月29日
要約:
【要約】【課題】 共振用のインダクタンスを削減した共振形のソフトスイッチングインバータ回路を、その動作原理に従って制御するインバータ制御装置を提供する。【解決手段】 制御CPU5の3相制御信号が(1、0、0)の状態から(0、0、1)へ変化すると、駆動信号生成手段6は、補助スイッチング素子を導通させてインダクタンスLrに電流を流し、インダクタンスLrに流れる電流I4が負荷を流れる電流I1、I2、I3の中で最大の物と同じになったら、IGBTQ1とIGBTQ6をターンOFFする。次に主スイッチング回路2AのIGBTQ2とQ5に接続された電圧センサVs2とVs5が、コレクタ端子とエミッタ端子間の電圧が”ゼロ”になったことを検出し、ゼロ電圧検出手段8の出力Z2とZ5が、それぞれ論理値”1”を出力すると、駆動信号生成手段6は、IGBTQ2とQ5を導通するスイッチング制御信号S2とS5を出力して定常状態へ移行する。
請求項(抜粋):
3相ブリッジ接続された6個の主スイッチング素子と、スイッチング制御により導通または遮断される前記主スイッチング素子の2端子間にそれぞれ並列に接続された6個の転流ダイオード、及び6個の緩衝用コンデンサと、電源の両端に2個ずつ直列に接続された、3相ブリッジの各相を構成する3組の前記主スイッチング素子同士の各接続点を、負荷を接続するための3相出力端子とする主スイッチング回路と、単一方向に電流を通過させる6個の補助スイッチング素子を3相ブリッジ接続し、前記補助スイッチング素子同士の各接続点を前記3相出力端子にそれぞれ接続するブリッジ回路に、共振用のインダクタンスを接続した補助スイッチング回路と、を具備するインバータ回路を制御する共振形インバータ制御装置であって、前記インバータ回路の前記主スイッチング素子を制御するための基準となる3相制御信号を出力する3相制御手段と、前記主スイッチング素子の前記2端子間の電圧を測定する6個の電圧測定手段と、前記電圧測定手段の出力により、前記6個の主スイッチング素子のいずれかの前記2端子間の電圧がゼロであることを検出するゼロ電圧検出手段と、前記負荷に流れる3相電流と、前記インダクタンスに流れるインダクタンス電流をそれぞれ測定する4個の電流測定手段と、前記電流測定手段の出力に基づいて、前記3相電流の絶対値の最大値を算出するとともに、インダクタンス電流が該最大値よりも大きいか否かを判定する共振電流到達判定手段と、前記3相制御信号による制御に基づいて、前記ゼロ電圧検出手段が、制御するべき相の前記スイッチング素子の前記2端子間の電圧がゼロであることを検出した時に、該主スイッチング素子の前記2端子間を導通させるスイッチング制御信号を出力し、前記インダクタンス電流が前記3相電流の絶対値の最大値より大きいと前記共振電流到達判定手段が判定した時に、該最大値に対応する相の主スイッチング素子であって、前記2端子間が導通状態にある前記主スイッチング素子の、前記2端子間を遮断させるスイッチング制御信号を出力する駆動信号生成手段と、を設けたことを特徴とする共振形インバータ制御装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/5387
FI (4件):
H02M 7/48 P ,  H02M 7/48 K ,  H02M 7/48 M ,  H02M 7/5387 Z
Fターム (9件):
5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CB09 ,  5H007CC07 ,  5H007CC09 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007FA20

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