特許
J-GLOBAL ID:200903006528263724

連続溶融塗装方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 英通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191998
公開番号(公開出願番号):特開平6-198243
出願日: 1993年07月05日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 帯状基体の表面にきわめて薄く平坦かつ平滑な塗膜を連続的に形成するための方法及び装置を提供する。【構成】 この方法は、走行中の金属帯状体1に対し熱硬化性ポリマー系塗料組成物を用い塗装を施す方法であり、この組成物のガラス転移温度よりも高い予熱温度に帯状体を予熱する過程と、前記組成物の固形ブロック8を所定のブロック速度で駆動し帯状体へ衝当させることにより、該ブロックから融出させた液状の塗料組成物を帯状体へ施与して正確に制御された量の堆積付着層を形成する過程とを含む。薄い塗層となるべき不連続状の該付着層は加圧ローラ14により帯状体の全面へ押し広げられたのち、平坦な未硬化塗膜として該ローラ14から出ていく。該ローラ14の上流側には帯状体の表面に液状塗料のビード17が形成され、このビードの大きさに応答して前記ブロック速度が調整される。前記ローラの個所から出ていく帯状体は、ついでキュアリング炉5と冷却浴6とを通り、塗装工程は完了する。
請求項(抜粋):
ガラス転移温度を有した熱硬化性ポリマー系の塗料組成物を用い、走行中の帯状基体の少なくとも一表面の少なくとも一部位に対し連続的に塗装を行なう方法であって、前記帯状基体を加熱して前記ガラス転移温度よりも高い予熱温度に予熱する過程と、予熱された該帯状基体を所定の基体速度で走行させる過程と、前記塗料組成物の固形ブロックをその軸線方向に所定のブロック速度で駆動して、走行中の前記帯状基体の前記一表面に衝当させることにより、この塗料組成物を液状の堆積付着層のかたちで該ブロックから前記帯状基体の該面へ溶融分取し、これを該帯状基体に随伴させる過程と、そののち該堆積付着層を再加熱することにより、熱硬化塗膜を前記帯状基体の前記一表面の前記一部位に形成する過程と、からなる連続溶融塗装方法。
IPC (4件):
B05C 5/04 ,  B05C 3/18 ,  B05D 1/00 ,  B05D 3/02

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