特許
J-GLOBAL ID:200903006528521790

超磁歪式アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199167
公開番号(公開出願番号):特開平6-022571
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 超磁歪ロッドの熱膨張分を相殺し、特性不良の発生をなくすと共に、駆動対象物の変位量を倍増させる。【構成】 ケーシング1内に電磁コイル9が巻回されたコイルボビン8を設け、コイルボビン8の摺動穴8A内に超磁歪ロッド14を収納したストッパ筒16を挿嵌し、このストッパ筒16を超磁歪ロッド14に対応した熱膨張率を有し、超磁歪ロッド14とは逆の磁歪特性をもった超磁歪材料で形成する。そして、ストッパ筒16のストッパ部16Cに超磁歪ロッド14の上端を当接させ、超磁歪ロッド14の下端側をばね受6を介して弁体4に取付け、弁体4を超磁歪ロッド14により駆動するときには、超磁歪ロッド14の伸びにストッパ筒16の縮みを加算させ、弁体4のリフト量を倍増させることができる。
請求項(抜粋):
筒状のケーシングと、該ケーシングの軸方向に伸長して該ケーシング内に設けられ、該ケーシングの一端側に設けられる駆動対象物を駆動すべく、磁場がかけられたときに軸方向に伸縮する超磁歪ロッドと、該超磁歪ロッドの周囲に位置して前記ケーシング内に設けられ、外部から通電されることにより該超磁歪ロッドに磁場をかける電磁コイルとからなる超磁歪式アクチュエータにおいて、前記電磁コイルと超磁歪ロッドとの間には、該超磁歪ロッドを軸方向に亘って収納する長さ寸法をもって筒状に形成され、該超磁歪ロッドを前記ケーシング内で軸方向に位置決めするストッパ筒を設け、該ストッパ筒を、前記超磁歪ロッドに対応する熱膨張率を有し、該超磁歪ロッドとは逆の磁歪特性をもった超磁歪材料により形成したことを特徴とする超磁歪式アクチュエータ。
IPC (2件):
H02N 2/00 ,  F02M 51/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-285578

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