特許
J-GLOBAL ID:200903006529600910

通信システムおよび通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平石 利子 ,  久保田 千賀志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-061939
公開番号(公開出願番号):特開2007-243498
出願日: 2006年03月08日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】 アダプティブアンテナを備えた端末を用いたアドホックネットワークにおいて、事前与干渉回避を行う。【解決手段】 端末1のビーコン送出手段13は、他端末が信号を送信していない場合、自端末1の一定の長さのビーコン信号を送出する。次に、端末1のビーコン検出手段14は、周囲のM-1個の端末からビーコン信号を検出する。次に、固有値・固有ベクトル計算手段15は、検出したビーコン信号の計算を行って全ての端末の最大固有値を求め保存する。これより送信重み係数が求まり、端末1の、周囲端末に対する電力の推定値が求まる。通信しない端末において、この電力の推定値が閾値以上となる場合、端末1は送信を中止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
アダプティブアンテナを備えた複数の端末が端末情報を含む信号であるビーコン信号の交換を行い、前記各端末がそれぞれ前記アダプティブアンテナの指向性を設定する通信システムであって、 前記端末は、 通信圏内にある1つまたは2つ以上の他端末が送出する信号をモニタするモニタ手段と、 前記モニタ手段が、前記他端末のすべてが信号を送出していないことを検出したときに、自端末の端末情報を含むビーコン信号を送出するビーコン送出手段と、 他端末が送出した他端末の端末情報を含むビーコン信号を、前記他端末のすべてについて検出するビーコン検出手段と、 前記ビーコン信号から抽出した前記端末と前記各他端末との間の環境を表す特徴量をすべての他端末について保存する特徴量保存手段と、 通信要求が発生したときに、前記特徴量保存手段に保存した前記環境特徴量に基づき、前記端末が前記他端末の何れかに与える干渉値を計算し、当該干渉値が所定の値を超えたときは通信停止を判断する事前与干渉回避手段と、 を備えたことを特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04B 7/10 ,  H04B 7/26 ,  H04B 7/06
FI (3件):
H04B7/10 A ,  H04B7/26 D ,  H04B7/06
Fターム (13件):
5K059CC02 ,  5K059CC04 ,  5K067AA03 ,  5K067BB02 ,  5K067BB21 ,  5K067DD11 ,  5K067DD41 ,  5K067DD47 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067GG01 ,  5K067GG08 ,  5K067HH22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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