特許
J-GLOBAL ID:200903006546402251

IC化増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112320
公開番号(公開出願番号):特開平9-298430
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 従来のボイスコイルモータドライバICは、誘導性負荷(コイル)での電流増幅率の周波数特性を測定すると、電流のゲインに20dB程度のピークを持つ。そして、このゲインピークがあることで、ボイスコイルモータドライバの出力波形は、ゲインピークより高い周波数領域で位相が遅れ、入力に忠実な波形再生ができない。また、この歪みによりコイルからノイズが発生してしまうという問題点がある。【解決手段】 IC化されたBTLタイプの誘導性負荷駆動用増幅回路において、入力抵抗と帰還抵抗の比(R2/R1とR3/R4)を1%以上故意にずらし、100nFオーダー以上の外付け容量の接続を省略するようにした。
請求項(抜粋):
二つの制御入力端子と二つの外部出力端子及び電流センスを行う外部センス端子とを備え、上記二つの外部出力端子の一方と上記外部センス端子との間に誘導性素子が外部接続され、上記外部センス端子と上記二つの外部出力端子の他方との間に電流センス抵抗が外部接続され、上記制御入力端子と非反転入力端子との間および上記二つの制御入力端子の他方と反転入力端子との間のそれぞれに入力抵抗が接続され、該非反転入力端子および該反転入力端子と上記電流センス抵抗の両端との間にそれぞれ帰還抵抗が接続される第1差動アンプと、上記第1差動アンプの出力電圧を反転増幅する第2差動アンプとを備え、上記誘導性負荷に流れる電流を上記電流センス抵抗により検出して、該検出信号を上記第1差動アンプの上記反転入力端子に負帰還させるように構成された半導体チップ上に形成される増幅回路において、上記第1差動アンプの上記非反転入力端子に接続された上記入力抵抗と上記帰還抵抗の比と上記反転入力端子に接続された上記入力抵抗と上記帰還抵抗の比とを1%以上異ならせしめることにより100nFオーダー以上の外付け容量の接続を省略するように構成したことを特徴とするIC化増幅回路。
IPC (2件):
H03F 3/68 ,  H02P 5/00 101
FI (2件):
H03F 3/68 A ,  H02P 5/00 101 E

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